環境
- Windows
- Adobe Substance 3D Painter 10.1.2
レンダリングエンジンのパラメータにアクセスする方法
Texture
Sparse Virtual Texture (SVT)
Substance 3D PainterはSparse Virtual Texture (SVT)システムを使用してテクスチャを表示しています。そのため sampler2D
の代わりに SamplerSparse
を使用できるように構造体が定義されている lib-sparse.glsl
をimportします。(sampler2Dを使用することも可能です)
import lib-sparse.glsl
Texture sampler
シェーダーにテクスチャを渡すためには特別なコメントタグがサンプラー定義の前に必要です。
//: param auto [TEXTURE_TAG]
TEXTURE_TAG
はTexture setのチャンネルまたはメッシュマップに関連した値です。All Engine Params - Shader API の Texture set channels、User channels、MESH MAPS の項目に記載がある値を指定できます。
//: param auto channel_basecolor
uniform SamplerSparse basecolor_tex;
Rendering states
レンダリング設定も特別なコメントタグで指定します。
//: state [STATUS]
STATUS
はバックフェースカリング、ブレンディング、アーティファクト発生時の対処などの指定です。All Rendering States Params - Shader API に具体的な記述方法の説明があります。
その他のパラメータ
その他のパラメータについても同様に コメントタグ //:
を使用してアクセスできます。 (All Engine Params - Shader API の Other parameters の項目)
値の確認方法
エンジンのパラメータに関してはSubstance 3D Painter で直接値を確認することは出来ませんがRenderDocを経由して起動すれば確認できます。
Other parameters の値の確認例