導入
python で画像を表示してみよう。
前提
フレームワークは面倒なのでガン無視して、最初なので openCV を使います。
拾ってきたサンプルコード
import cv2
img = cv2.imread('sample.png')
cv2.imshow('sample', img)
cv2.waitKey(0)
cv2.destroyAllWindows()
これを適当なディレクトリに image.py 等として保存します。
sample.png も同じディレクトリに用意します。
openCV をインストールする
まず pip を使う前は、アップグレードする癖をつけましょう。
$ pip install --upgrade pip
$ pip install opencv-python
はいエラーで失敗www
openssl はインストールされていましたが python くんが openssl の場所がわからないようです。
anaconda をインストールする
いろいろ小一時間いろいろ調べて、英文と格闘した結果、まず anaconda をインストールして anaconda を使って openssl をインストールすれば解決しそうだとわかりました。
anaconda のサイトから Windows 用のインストーラを拾ってきてインストールします。このときインストールするディレクトリパスにスペースが入らないようにします。うちは cygwin 環境なのですが、PATH を使って cygwin から使いたいからです。
教訓
ディレクトリにスペースを使うのは Windows の独自仕様です。
Linux 等の他 OS では(cygwin も同様)、
ディレクトリにスペースを使うとろくな目に遭わないので、
絶対にやめましょう。
openssl をインストールする
$ conda install openssl
openCV をインストールする
pip install opencv-python
今度はすんなりインストールできました。
ライブラリが見えるかテスト
$ python
Python 3.12.7 | packaged by Anaconda, Inc. | (main, Oct 4 2024, 13:17:27) [MSC v.1929 64 bit (AMD64)] on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import cv2
>>> quit()
エラーでません。OK です。
実行
$ python image.py
sample.png が表示されました。
次回
次は Web ブラウザに画像を表示してみよう。
(次回がいつなのかは未定)