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squid で認証ありプロキシによるストレスを軽減する

Last updated at Posted at 2014-09-02

認証ありのプロキシを通さないと外部にアクセスできない。
毎回毎回ユーザ名、パスワードを入力しなければならず、ストレスが溜まる。

そんな環境でストレスを軽減するためには squid を使おう。

インストール

squid のインストールは検索すると、いくらでも出てくるのでそれらを参照で。
ここでは Homebrew でインストール。

$ brew install squid

設定

Homebrew でインストールした場合、設定ファイルは /usr/local/etc/squid.conf にあるので、以下を追加する。
(途中で折り返されるかもしれないが1行で。)

cache_peer proxy_fqdn parent proxy_port icp_port no-query no-netdb-exchange login=user:password
  • proxy_fqdn : 認証ありプロキシのFQDN。親として指定する
  • proxy_port : 上記プロキシのポート番号
  • icp_port : ICPのポート番号。詳細は squid のドキュメント、RFC 2186, 2187 を参照
  • user : 上記プロキシのユーザ名
  • password : 上記プロキシのパスワード

ユーザ名、パスワードを直接記述することになるので、 squid.conf のパーミッションはしっかり設定!

あとは、

  • ネットワーク設定やWebブラウザの設定でプロキシに 127.0.0.1:3128 を設定
  • 環境変数 (http | https | ftp)_proxy に 127.0.0.1:3128 を設定

としておけば、毎回ユーザ名、パスワードを入力する作業から解放される。

補足

今回の設定は、認証ありプロキシがBasic認証の場合向けで、LTLMとかだと別な設定が必要かも。

Homebrew の /usr/local/etc/squid.conf はシンボリックリンクなので、 brew upgrade で突然デフォルト設定になることがあるので注意。

今回、これを書いたのは、まさにそれにハマって設定し直すのに時間がかかったため。

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