はじめに
昨今、副業が話題になることが増えましたが、私の周りでは副業をしている人はほとんどおらず、稀にいる人も「収入に困っているから」という理由で始めたケースがほとんどでした。そのため、日々の生活で最低限の収入が得られていた私は、副業に対して興味を持つことがありませんでした。
そんな中、データラーニングギルド(以下:DLG)で「PPTの編集」という副業募集がありました。ちょうど勉強している最中の内容だったことに加え、少し前に参加した勉強会で「仕事は身近な人から取る」という話を聞いたのも後押しとなり、「今がそのタイミングではないか?」と思い切って応募してみることにしました。結果は採用され、晴れて人生初の副業に挑戦することになるのです。
副業をして印象的だった4つのポイント
結論から言うと、本当にやって良かったと思います(笑)。収入を得られたことはもちろんですが、それ以上に気づきや学びが得られました。以下に、特に印象的だった4つのポイントを紹介します。
1. 学びがお金になることを実感
今回の副業を通じて、勉強したことが直接お金に変わる感覚を初めて味わいました。「これが自分のスキルで収入を得るということか!」と実感し、大きな感動を覚えました。普段の仕事でもPPTを使用しますが、契約内容によらず成果が収入に直結しないため、この感覚を味わうことはできませんでした。今回の「PPT作業を契約内容とする」という明確な形があったからこそ、こうした気づきが得られたのだと思います。
2. 多様な人とのやり取りが新鮮
副業では、普段仕事で接することのない多様な人々とやり取りをする機会があり、とても新鮮でした。特に海外在住の方とのやり取りは、仕事上で「時差」がどのように影響するのかを学ぶ良い経験となりました。また、一緒に作業した皆さんがとても仕事しやすい方々だったことも、大変ありがたかったです。
3. リモートだからこそ、丁寧な対応が必要
今回の副業はフルリモートで、主なやり取りはSlackです。オフィス勤務であれば、直接席を訪れて「○○の件はどうですか?」と確認したり、「△△の件、口頭で補足させてください」と口頭で補足説明を加えたりすることが可能ですが、リモートではそれができません。だからこそ、進捗や状況報告をこまめに行い、疑問点や説明は「文章でわかりやすく」伝えるスキルが必要なのです。リモート環境では、丁寧な対応が仕事の円滑さを大きく左右することを改めて学びました。
4. 時間の使い方について今後の課題
副業をすることで、当然ながら仕事以外の自分の時間は減少します。その結果、勉強や趣味に使える時間が少なくなり、やりたいことができない時期もあるのです。振り返ると、慣れない中でももう少し工夫できた部分があったかもしれません。この経験を踏まえ、時間管理の見直しが今後の大きな課題です・・・。
最後に: 副業を考える人へ
副業に興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。本業やプライベートとの調整がつくのであれば、思い切って第一歩を踏み出す価値は十分にあります。副業は収入だけでなく、私のように学びや新しい経験をもたらしてくれるかもしれません。
「やってみたいけど不安」という方も、身近なところから始めることで意外とスムーズにスタートできるはずです。今回の私の経験が、副業を始めたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。