■改行コード それぞれの違い、役割
◆業務内(IT時の膨大なDBデータの各テーブルの件数を条件付きで取得するselect文を作成する際、Excelからサクラエディタに貼り付けて改行コードを入れる作業があった。
そのときに改行コードの種類や役割の違いがそれぞれあることに改めて気づき、今後も必要な概念であるため、備忘録として残しておく。
★「CR」… Carriage Return(キャリッジリターン)
英語で復帰を意味する。
行頭回帰(先頭へ戻る)(←)。
★「LF」… Line Feed(ラインフィード)
英語で「改行」を意味する。
カーソルを新しい行に移動させる。(↓)
★「CRLF」… そのまま。(CR+LF)
カーソルを左端に移動して、次の行に改行する。(↵)
以下の表記(サクラエディタ)で覚えておこう。
CRLF : ↵
CR : ←
LF : ↓
また、面倒くさいのがOSによっても改行コードが異なること。(統一されていない)
LF・・・UNIX系(Linuxなど)
CR・・・MacOS(バージョン9まで)など
CR+LF・・・Microsoft Windows等
また、サクラエディタでよく用いる正規表現に「\r\n」(貼り付けたデータを改行して表示できる)があるが、
それに対応して覚えておくとよい。
LF… \n(単なる改行)
CR… \r(左端にカーソルを回帰)
CRLF… \r\n(改行してカーソルを左端に回帰)
★まとめ
今回、業務ではExcel関数を用いて大量のデータ取得SQLを作成する必要があった。
そのため、今回のような改行コード、また文字コードなどなんとなく雰囲気でしか理解できていなかった知識を改めて入れ直すことが大事だと感じた。
改行コードに関しては、サクラエディタは業務で今後も必ず使用するため、説明できるように知識は落とし込んでおくようにする。
以上