はじめに
PLATEAUアカデミーの3D都市モデル作成コース(大阪会場)に参加してきました。このコースは3日間にわたるハンズオン形式の講座で、FMEを使用した基礎的なデータ変換から、土地利用モデル、都市計画決定情報モデル、建築物モデル(LOD1、LOD2)の作成まで、3D都市モデルの作成に必要な一連の工程を学ぶことが出来ました。
講座では特に建築物モデルの作成に重点が置かれており、建築物IDの付与から始まり、LOD1、LOD2の作成、さらには属性付与まで、実践的な内容でした。品質検査は今回時間が足りず出来ませんでしたが、ハンズオン形式で学ぶことが出来て大変勉強になった3日間でした。
講習会で使用したノートPCスペック
- OS:Windows11
- CPU:Intel(R) Core(TM) i7-13650HX 2.60 GHz
- メモリ:32.0 GB
PLATEAUアカデミーで学んだことの復習
QGISは普段から使うことがあり、操作方法や作業内容は概ね理解出来ていましたが、Blenderについては、少し触れたことがある程度です。FMEに関しては、全く触れたことがありませんでした。
3日間の講義では目の前の作業をこなすことで精一杯であったため、より深い理解を得るために、実践した内容(QGISとBlender)の復習を行いました。
QGISでの作業
土地利用モデルと都市計画決定情報モデルは同様の作業工程であるため、都市計画決定情報モデルの作成に絞って実施しました。講座で学んだ建築物IDの付与とLOD1モデルの作成について復習を行いました。QGISの基本操作には多少慣れていることもあり、LOD1までのモデル作成は問題なく出来ました。
Blenderでの作業
Blenderでは、LOD2のモデル作成を行いました。まず、押し出し機能でオブジェクトを立体化し、その後テクスチャマッピングの作業を行いました。Blenderでの操作方法に不慣れであったため、QGISでの作業より多くの時間要しましたが、講座で学んだ内容に沿ってモデル作成を完了することができました。
まとめ
3日間の対面講座は、非常に有意義な学習機会となりました。しかし、講座で学んだ内容を時間を置いて実践してみると、操作手順の詳細な部分が記憶から薄れており、講座テキストの参照が不可欠であることを実感しました。
今後、本講座の応用編や発展的な内容が開催される機会があれば、積極的に参加したいと考えています。