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CODE BLUE の学生スタッフ備忘録

Last updated at Posted at 2024-11-23

はじめに

この度、CODE BLUE2024に学生スタッフとして参加させていただいたので、そちらの備忘録をこちらに置いていきます。
初めての投稿でもあり、右か左かもわからず「ほかの学生スタッフが書いてるから私も書いてみようかな」的ないつもの勢いを持ちながら前を向いています。読みづらいところ鳥肌なところ、色々あるかとは思われますが、読んでいただければと思います。
ちなみにフィードバックがあると私は飛びついて喜びます。
よく忘れたり思い出したりするので後々追記すると思います。

CODE BLUEとは

以下、公式サイトより引用

CODE BLUEとは、世界トップクラスの情報セキュリティ専門家による最先端の講演と、国や言語の垣根を越えた情報交換・交流の機会を提供する国際会議です。
欧米の著名な研究者を招へいし、最新の成果を共有するとともに、日本をはじめとするアジア各国の優れた研究者を発掘し、その研究成果を世界へと発信していきます。
医療の世界で使われるCODE BLUEという言葉は、「緊急事態発生」や「関係者招集」を意味します。
インターネットの世界においても、IoT(Internet of Things)の時代を迎えるなど、セキュリティ対策の重要性が高まっており、世界各国の研究者を招集し、事態への対処や解決策を共に考える場が必要とされています。
CODE BLUEは国際的なコミュニティ形成の場となることを目的にするとともに、CODE(技術)によってBLUE(海)を超えて人と人をつなぎ、よりよいインターネットの世界作りに貢献していきます。

いわゆる、「すごい人たちが集まって最近のセキュリティの情勢とか技術とか共有しようよ」みたいなやつです。多分。
今年は2024年11月9日(土)~11日15日(金)に開催されました。
うち、

  • トレーニング:2024年11月9日(土)〜13日(水)
  • カンファレンス:2024年11月14日(木)〜15日(金)

が内訳です。カンファレンスの方で、私は学生スタッフとして参加していました。

学生スタッフの応募について

毎年学生スタッフを応募していて、応募内容は以下のとおりです。(他の学生スタッフの内容を参考にさせていただきました)

  • 志望動機
  • 実績や興味
  • 運営経験
  • 英語のスキル
  • CODE BLUEを心から楽しめるかどうか

こんな感じだと思います。特に最後が重要らしい。
書いた内容は完全に忘れました(私なんかが採用されるかどうか、の不安の方が大きかった)。
私は採用の連絡が9月12日に来ました。いろんな人の話を聞く限りバラバラ?
繰り上げ採用だったのですが、実は最初の落選のメールをめちゃくちゃ見逃していて、「繰り上げの連絡でよかった」と胸をなでおろしました。

今回学生スタッフの人数は45名。それを大幅に上回る応募数だったようで、「なんつー場に…」と当日思いました。
年齢(中学生から高専生、大学生、大学院生)や専門分野、さらには理系文系も混ざっており、「多種多様」が似合う採用の仕方だと思います。

学生スタッフの役割

学生スタッフには様々な役割があり、各々の志望動機や経験から割り振られるそうです。

  • 受付
  • スピーカーアテンド
  • 参加者誘導
  • トラック運営
  • 会場設営
  • ドアキーパー

私は今回「受付」「トラック運営」「ドアキーパー」の担当でした。なのでこの備忘録は担当内容のみになります。
他の役割については他の学生スタッフの方たちが書いてくれると思います。知らんけど…

Day0

Day0は準備&オリエンテーションでした。
13:00に会場集合、Tシャツや名札などを受け取りその後に顔合わせ、各担当の説明、スポンサー企業様とのキックオフイベントなどを行いました。
だいたい18:30解散だったと思います。

重ね着できるTシャツ有能~とかどこで発注したんだろ~とか思ってました。生地とプリントよかったな…
ペーペーながらにもこれだけセキュリティを勉強してきて、このようなカンファレンスやイベントは初参加だったので、「ついていけなかったらどうしよう」「すみっコぐらししそう」なんて不安を抱えていましたが、なんとか乗り切りました。

女子も14名ほどいたので、それも不安を打ち消した要素になります。
話しかける勇気、ダイジ……
一通り説明が終わった後、会場を見てみたり、学生スタッフの人たちと名刺交換したりしてました。

キックオフイベントでは、トップスポンサー企業の方たちとお話をさせていただく機会をいただきました。
この日名刺を配ると思っておらず、残り少ない過去の名刺しかなかったので何名・何社か交換できませんでした。ツラ。

帰宅後、名刺を黙々と作成してました。後回し癖がここにきても私を刺しに来た。

余談なのですが、明るい髪色がごく少数で泣きました。今日黒に染めてやろうかなんて思いました。

Day1

この日は7:00集合。私は自宅から通う民だったので朝は4:00に起きました。外真っ暗。大学の文化祭でこの時間に起きるの慣れていてよかったと思いました。

午前中は受付の業務。
参加者の方の参加受付を怒涛のようにこなしました。
英語で話しかけられたときは内心バクバクでしたが、つたない英語力にしがみついてギリ生き延びました。
アヒルたちが大量にいて、受付を彩ったりもしてました。楽しかった。

人が落ち着くまではずっと立ちだったので足の限界を若干感じました。この時、「スニーカーならこんなことにならんのじゃろか」と思っていました(スニーカーを普段履かないため比較実験ができず)。

落ち着いてきた時間帯から、人数を少なくしてさらに細かいシフトに。この時間でも企業ブースを回って様々な方とお話させていただいたりしました。

13時からはTrack1の担当。主に

  • ドアキーパー
  • 同時通訳レシーバー配布&回収&再生

をしていました。中での業務の時は講演も聞けたため、ありがたかったです。
こうしたほうがやりやすいな、など学生スタッフ同士でやりくりできたため、非常にやりやすかったです。
思っていたよりも自由な時間もあったため、この時でほとんどの企業ブースに回ることができました。

昼食も支給されるため、一番気になるお弁当をいただきました。2口目で写真撮るのを忘れていたことを思い出しました。無念。横一列に座った学生スタッフが同じお弁当を選んでいて、「やはり肉かーーー」と思いました。サバも気になったんだけどな。
他の学生スタッフの方と話したり、人の写真に写り込んだり、迷惑な人をやってました。
この日名札に多くのインジェクションが発生しました。

だいたいこの日は18:30解散とかだったと思います。
他の学生スタッフが一緒にご飯へ行くのを横目に唇嚙みながら焼肉食べて帰宅。朝早いんだもんっっっ……。

Day2

この日も7:00集合のため4:00起き。起床は成功です。
変わらずヒヨコを引き連れながらTrack1にて業務の遂行。

この日も名札に多くのインジェクションが発生しました。

なぜか参加者の人から「Sayaさんですよね」と声を掛けられテンパりながらも、ある程度ミスなく作業を行えました。
最終的にレシーバーも損失ナシだったので拍手と笑顔で終わることができました。
特にDay2はみんなが慣れてきた節もあり、改善に改善を重ねることができたと思います。この日結構いろんな学生スタッフとも話せた気がする。

お昼ご飯もDay1同様お弁当を支給していただきました。今回は撮り忘れませんでしたよ。

二人で中身を交換したり、学生スタッフの方たちと方言云々の話をしたり、コアスタッフの方の現在やっていることをお聞きしたり、「ここの空間、よく見るすごい人しかいねぇ」なんて言いながら昼食をいただいたりしていました。

この日もいくつかブースを回ってお話させていただいたりしました。
Day1の時になかなかゲットできなかったパーカーをDay2にて即刻ゲットするなどという出来事もありました。

一通りの業務が終わり、確認作業や片付けが終わったらみんなで写真撮影。女子グループで撮ったり皆で撮ったり、わちゃわちゃしていました。裏切り行為もありました。

この後、ネットワーキングパーティに参加させていただきました。
ここはスポンサー企業の方々や学生スタッフだけでなく、スピーカーの方々、聴講していた方々も参加していていたため様々の交流をさせていただきました。
学生スタッフの方もたくさん声をかけてくれたり、一緒にご飯を食べてくれたり、優しい人が多かったです。Day0の時の不安が払拭されたのを思い出されました。

3日間を振り返って

本当にたくさんのことを学び、得られた3日間だったと思います。
一歩を踏み出す勇気がこれほどまでに大事なのかと思わされました。
私自身、大学でセキュリティを学んではいますが、このような場に参加したことも無ければ、知識や技術があるとは言えない、そんな人です。
けれどそんな人ですら学生スタッフに採用され、多くを学ぶことができ、様々な方と交流ができました。

この記事を読んでいる中で、CODE BLUEの学生スタッフを応募しようと考えている人もいるかもしれません。「自分なんかが」と思っているのであれば、一旦応募してみましょう。なるようになります。本当に。
「精通してるから大丈夫」という方は、英会話を勉強するのもいいかもしれません。スピーカーの方々は英語圏の方がほとんどですし、そのような方たちのすぐそばで支える役割もあります。必ず使えるはずです。

大口をたたいている私ですが、CODE BLUEを通して、本当に多くの物を得ました。やる気やモチベーションも得ました。
機会があれば、また参加したいとも思っています。
こういった備忘録を書いて公開するという気持ちになったのも、CODE BLUEのおかげです。

初めにアーティストのTシャツに気が付いて声をかけてくださった方、隣で壁に頭をぶつけるしペンを忘れるしで仲良くなり最後にはノリノリで話せるようになった方、私のテンションにもあきれず話してくれた方、シールインジェクションを発生させたり様々な事をおしえてくださった方、書きだしたらきりがないほど多くの人運に恵まれました。

この場をお借りして、関わった学生スタッフの皆様、コアスタッフの皆様、関係者の皆様にお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

次回以降参加者へのTips

  • 名刺は必須。学生同士も話題作りにもなるし、企業ブースに行ったとき交換することもある。後々連絡とかもあったりするので色々書いておこう。そして事前に作ろうね…
  • コミュニケーションを積極的に取ろう。一歩を踏み出す勇気は必要です
  • ポシェットがあるといいかも。便利
  • 必ず足に限界は来る。履きなれた靴や疲れにくい靴を見つけよう
  • 臆せず色々挑戦しよう
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