node.jsのjsonコマンドを使って、bash(shell)からでも簡単JSONパース

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Infrastructure as codeの実践では意外とJSONの敷居が高いが、インフラ屋がもっとJSONと仲良くなるためのツールがある。
Shellから使いやすければ、他のツールとも連携がしやすくなる…はず。

ちなみにJoyentのSmartOS(SmartMachine)では仮想サーバ作成直後からjsonコマンドが使えてラク。

jsontoolのインストール

node.jsは好きなようにに導入して、npm。

ShellOut

$ npm install -g jsontool
$ json --version
json 5.1.1

ソースのリポジトリはこちらhttps://github.com/trentm/json。

サンプルJsonファイルを作る

metadata.json

{
    "metadata": {
        "user-script": "",
        "credentials": {
            "root": "root_password",
            "admin": "admin_password",
            "mysql": "mysql_password",
            "pgsql": "pgsql_password"
        }
    }
}

パースして出力する

jsonコマンドのオプションにキーを指定するとValueが取得できる、階層をつけるなら.(ピリオド)で区切る。

ShellOut

$ cat metadata.json | json metadata.credentials      
{
  "root": "root_password",
  "admin": "admin_password",
  "mysql": "mysql_password",
  "pgsql": "pgsql_password"
}

$ cat metadata.json | json metadata.credentials.mysql
mysql_password

テキスト処理を使って自力でパースするのとは雲泥の差！

スクリプトファイル内で扱う

sample.sh

MYSQL_PASS=`cat metadata.json | json metadata.credentials.mysql`  
echo ${MYSQL_PASS}
mysql_password

catでやっているが、王道はcurlで他所のAPIからの取得でしょう。