Rails4.2でHTTP/2のServer Push用ヘッダをつけてみたメモ

HTTP/2のServer Pushって、Linkヘッダに対象のURIを入れたらh2oとかがよろしくやってくれるそうだよ。

じゃあRails4.2でLinkヘッダを差し込んで見る。

Precompiled Assets

さて、renderに応じて必要なassetsの実際のパスが必要だね。Rails.application.assets_manifestに格納されているみたい。

ちなみにフロント側のmrubyなどで現役Assetsのパスを拾いたい場合、パスがそれぞれ.sprockets-manifest-(MD5ハッシュ).jsonに書いてあるので、それを使うとよさそう。

Linkヘッダの付与

とりあえずコントローラがこうだとします。

class ResourceController < ApplicationController

  def index
  end

end

やってみたアプリではフロントをRiotで書いたSPAにしてあるので、実際のコードも上記のまんまだったりします。

とくにいじってないRailsなのでapplication.css,application.jsに対応するファイルをpush対象とすればよさげ。

class ResourceController < ApplicationController
  before_action :prepare_link_header # for server push

  def index
  end

  protected

  def prepare_link_header
    push_keys = ['application.css', 'application.js']
    prefix = String.new('/assets/')
    push_paths = push_keys.map { |k| prefix + Rails.application.assets_manifest.assets[k] }

    response.headers["Link"] = push_paths.map{|p| "<#{p}>; rel=preload"}.join("\n")
  end

end

一旦全部コントローラに書いてみた。これで一旦動作を確認しよう。

pushedきたわ。