CircleCI2.0をこれからはじめて使おうという方向けのチュートリアルです。
この記事では、とにかく簡単にCircleCIを動かしてみます。
事前準備
CircleCIに登録
まだ登録してない人はサインアップしてください。
今回はGitHubと連携した前提で進めるので、GitHubアカウントでサインアップするのがおすすめです。
GitHubリポジトリを作る
GitHubでcircleci-hands-on
リポジトリを作りました。
CircleCIでプロジェクトを追加する
「PROJECTS」から「Add Project」ボタンをクリックします。
GitHubのリポジトリがリストされるので、その中から、紐づけたいリポジトリの「Setup project」ボタンをクリックします。
プロジェクトをセットアップする
「Operating System」や「Platform」をはデフォルトのままで。
「Language」を選択するとそれに合ったサンプルのconfig.ymlが最下部に表示されます。
今回は「Other」にしておきます。
設定ファイルの作成
さて、ソースコードの方に戻ります。
先程作成した、circleci-hands-on
リポジトリに.circleci/config.yml
を追加してpushします。
「Copy to clipboard」ボタンを押すと以下のサンプルがコピーできます。
version: 2
jobs:
build:
docker:
- image: debian:stretch
steps:
- checkout
- run:
name: Greeting
command: echo Hello, world.
- run:
name: Print the Current Time
command: date
ビルドしてみる
pushしたら「Start building」ボタンをクリックします。
成功しました!
それぞれのステップでやっていることを見ていきます。
Spin up Environment
dockerのimageをpullしてきて、環境変数をセットしています。環境変数はCircleCIがデフォルトでセットするものと自分でセットしたものがセットされます。
Checkout code
steps
のcheckout
に該当するステップです。
GitHubからsawadashota/circleci-hands-on
リポジトリをcloneしてきています。
Greeting
以下に該当する処理です。
- run:
name: Greeting
command: echo Hello, world.
echo Hello, world.
が実行されたことと、Hello, world.
が標準出力されたことがわかります。
Print the Current Time
上記、Greeting
と同じように、コマンドと標準出力が表示されています。
まとめ
手始めにCircleCIのサンプル通りに動かしてみました。
次の記事ではアプリケーションをビルドしてみたいと思います。