先に結論
「動的なコンテンツ」は「式」で書くことが可能です。
Formsのアクションから取得できる動的なコンテンツの変換例
トリガー:「新しい応答が送信されるとき」から得られる「動的なコンテンツ」の変換
動的なコンテンツ | 式 |
---|---|
body | triggerOutputs()?['body'] |
resourceData | triggerOutputs()?['body/resourceData'] |
応答ID | triggerOutputs()?['body/resourceData/responseId'] |
アクション:「応答の詳細を取得する」から得られる「動的なコンテンツ」の変換
動的なコンテンツ | 式 |
---|---|
Responders' Email | outputs('応答の詳細を取得する')?['body/responder'] |
Submission time | outputs('応答の詳細を取得する')?['body/submitDate'] |
resourceData | triggerOutputs()?['body/resourceData'] |
「動的なコンテンツ」を「式」にする方法
現状、「式」タブのテキストエリアに図のような"()"などを入力して、
再度「動的なコンテンツ」タブに戻り、変換したい「動的なコンテンツ」をクリックして変換してます。
「body」をクリックした状態
また、いくつか変換してみることで、予測して作成することも可能かと思います。
## ハンズオン
**「Formsの回答をトリガーとしたフロー作成」**を通して説明します。
今回は、送信するだけのアンケートを使用します。
まずは通常通りフロー作成
アンケートの回答者のTeamsに、ありがとうメッセージを送信するフローです。
応答IDやRecipientに動的なコンテンツ「応答ID」や「Responders' Email」を使用しています。
上記フローを保存することで、「テスト」アンケート回答者にTeamsのメッセージが自動配信されるようになるわけです。
では、本題に移ります。
先ほどのフローの「動的なコンテンツ」を「式」で書き換えてみます。※このページの最初の表を参照
保存して「テスト」アンケートに回答すると、先ほどと同様にTeamsのメッセージが自動配信されることを確認できます。
まとめ
今回は、氷山の一角を紹介しました。
これを応用したフローを近々作成し、ご紹介したいと考えています。
以上