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Power Automate :「動的なコンテンツ」を「式」で表現する

Last updated at Posted at 2021-06-04

先に結論

「動的なコンテンツ」は「式」で書くことが可能です。

Formsのアクションから取得できる動的なコンテンツの変換例

トリガー:「新しい応答が送信されるとき」から得られる「動的なコンテンツ」の変換

動的なコンテンツ
body triggerOutputs()?['body']
resourceData triggerOutputs()?['body/resourceData']
応答ID triggerOutputs()?['body/resourceData/responseId']

アクション:「応答の詳細を取得する」から得られる「動的なコンテンツ」の変換

動的なコンテンツ
Responders' Email outputs('応答の詳細を取得する')?['body/responder']
Submission time outputs('応答の詳細を取得する')?['body/submitDate']
resourceData triggerOutputs()?['body/resourceData']

「動的なコンテンツ」を「式」にする方法

現状、「式」タブのテキストエリアに図のような"()"などを入力して、
再度「動的なコンテンツ」タブに戻り、変換したい「動的なコンテンツ」をクリックして変換してます。
image.png
「body」をクリックした状態
image.png

また、いくつか変換してみることで、予測して作成することも可能かと思います。

## ハンズオン
**「Formsの回答をトリガーとしたフロー作成」**を通して説明します。
今回は、送信するだけのアンケートを使用します。
image.png

まずは通常通りフロー作成
アンケートの回答者のTeamsに、ありがとうメッセージを送信するフローです。
image.png

応答IDやRecipientに動的なコンテンツ「応答ID」や「Responders' Email」を使用しています。
上記フローを保存することで、「テスト」アンケート回答者にTeamsのメッセージが自動配信されるようになるわけです。

では、本題に移ります。
先ほどのフローの「動的なコンテンツ」を「式」で書き換えてみます。※このページの最初の表を参照
image.png

保存して「テスト」アンケートに回答すると、先ほどと同様にTeamsのメッセージが自動配信されることを確認できます。

まとめ

今回は、氷山の一角を紹介しました。
これを応用したフローを近々作成し、ご紹介したいと考えています。

以上

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