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基本情報技術者 テクノロジ系 第10章 表計算の基礎、複雑な関数、マクロ

Last updated at Posted at 2020-03-10

基本情報技術者試験
こちらより

表計算の基礎

表とセル

excelに置いて、マス目のことをセルといいます。
基本的に個々のデータか数式(関数など)を入れて使います。

後は他のセルとの連携でデータを抽出します。

セルの範囲指定

:(セミコロン)を用いて範囲を指定します。

"(左上):(右下)"

excelを例に出すと
C2 : E4

計算式

セルの番号を指定して書きます。

別のワークシート指定

"!"を使用して指定します。


ワークシート"売上集計"

愛知店売上!C4 を使うことで
愛知店のデータを拾うことができる。

関数

SUM(合計),AVE(平均)などあり
先の範囲指定を応用して範囲の計算をします。

切り上げ、切り捨て、四捨五入


切り上げ(-314.123,2) = -314.13
切り上げ(314.123,-2) = 400
切り上げ(314.123,0) = 315

IF関数

条件の成立によって値を返します。

IF(条件、条件成立時の値、条件不成立時の値)
論理積("かつ")や論理和("もしくは")なども用いることができる

セルの複写(相対参照)

複写(コピー)することもできます。
式も複写することができ、セルの場所も自動調整されるので便利です。

セルの複写(絶対参照)

セルの場所を変えたくない場合
$を使うことで、固定することはできます。


B1 → B$1

複雑な関数

垂直照合

IDから名前や成績などのデータだけを取り出すイメージもてばいいかと

垂直照合(探す値、セル範囲、検索範囲から取出す列の位置、検索指定(一致 or 探す値以下))


垂直照合(1000,A2:E10,5,0)

指定した範囲より
ID(指定範囲の左端の列)が1000の行を指定
Aから5番目の列(仮に名前とする)から
名前を取り出します

ID(指定範囲の左端の列)はセルによる指定もできます。

検索の指定

4番目に検索の指定をしていますが

  • 0のとき: 一致する物
  • 1のとき: 一致する値以下

水平照合

垂直照合が行から列指定しますが
水平照合は列から何行目か指定します。

書き方は垂直を水平に変えて
取出すのを列でなく行に変えただけです。


水平照合(15,A1:G6,5,1)

照合検索

検索範囲から、抽出に指定した範囲より
同位置の値を取出す方法です、

照合検索(探す値、検索セル範囲、抽出セル範囲)


照合検索('りんご',C1:C5,B1:B5)

仮にりんごが
C3(検索範囲の左上から3番目)にあった場合
B3(抽出範囲の左上から3番目)の値が取り出されます。

照合一致

探す値がどの列(行)にあるか調べます。

照合一致(式、セル範囲、検索の指定)

  • 検索の指定 0のとき: 一致する値
  • 検索の指定 1のとき: 最大値
  • 検索の指定 -1のとき: 最小値


照合一致(15,B2:B8,-1)
この場合、15以上の値で最小値があるのがB6の時
5が返されます。
(B2から始まって上から5番目なので)

条件付き合計

照合検索の応用です。
同じようにデータを抽出してデータの合計を出します。

条件付合計(検索セル範囲、探す条件、合計セル範囲)


条件付合計(A1:B10,>E1,C1:D20)

これでE1を超える値を検索範囲から検索
合計セル範囲から同位置にあるデータを取り出し合計値を出します。

マクロ

表計算ソフトないで独自の関数やシステムを作る方法です。

セルの絶対表現

セル番地を置くことで、特定セルの指定します。

セルの相対表現

基準セルから相対的な位置で、セルを指定することができます。

書式は以下の通りです。

相対(基準セル、行変位、列変位)

表計算ソフトでは左上が基準となるので
下方向、右歩行が正
上方向、左方向が負となります。

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