基本情報技術者試験
こちらより
表計算の基礎
表とセル
excelに置いて、マス目のことをセルといいます。
基本的に個々のデータか数式(関数など)を入れて使います。
後は他のセルとの連携でデータを抽出します。
セルの範囲指定
:(セミコロン)を用いて範囲を指定します。
"(左上):(右下)"
excelを例に出すと
C2 : E4
計算式
セルの番号を指定して書きます。
別のワークシート指定
"!"を使用して指定します。
例
ワークシート"売上集計"
愛知店売上!C4 を使うことで
愛知店のデータを拾うことができる。
関数
SUM(合計),AVE(平均)などあり
先の範囲指定を応用して範囲の計算をします。
切り上げ、切り捨て、四捨五入
例
切り上げ(-314.123,2) = -314.13
切り上げ(314.123,-2) = 400
切り上げ(314.123,0) = 315
IF関数
条件の成立によって値を返します。
IF(条件、条件成立時の値、条件不成立時の値)
論理積("かつ")や論理和("もしくは")なども用いることができる
セルの複写(相対参照)
複写(コピー)することもできます。
式も複写することができ、セルの場所も自動調整されるので便利です。
セルの複写(絶対参照)
セルの場所を変えたくない場合
$を使うことで、固定することはできます。
例
B1 → B$1
複雑な関数
垂直照合
IDから名前や成績などのデータだけを取り出すイメージもてばいいかと
垂直照合(探す値、セル範囲、検索範囲から取出す列の位置、検索指定(一致 or 探す値以下))
例
垂直照合(1000,A2:E10,5,0)
指定した範囲より
ID(指定範囲の左端の列)が1000の行を指定
Aから5番目の列(仮に名前とする)から
名前を取り出します
ID(指定範囲の左端の列)はセルによる指定もできます。
検索の指定
4番目に検索の指定をしていますが
- 0のとき: 一致する物
- 1のとき: 一致する値以下
水平照合
垂直照合が行から列指定しますが
水平照合は列から何行目か指定します。
書き方は垂直を水平に変えて
取出すのを列でなく行に変えただけです。
例
水平照合(15,A1:G6,5,1)
照合検索
検索範囲から、抽出に指定した範囲より
同位置の値を取出す方法です、
照合検索(探す値、検索セル範囲、抽出セル範囲)
例
照合検索('りんご',C1:C5,B1:B5)
仮にりんごが
C3(検索範囲の左上から3番目)にあった場合
B3(抽出範囲の左上から3番目)の値が取り出されます。
照合一致
探す値がどの列(行)にあるか調べます。
照合一致(式、セル範囲、検索の指定)
- 検索の指定 0のとき: 一致する値
- 検索の指定 1のとき: 最大値
- 検索の指定 -1のとき: 最小値
例
照合一致(15,B2:B8,-1)
この場合、15以上の値で最小値があるのがB6の時
5が返されます。
(B2から始まって上から5番目なので)
条件付き合計
照合検索の応用です。
同じようにデータを抽出してデータの合計を出します。
条件付合計(検索セル範囲、探す条件、合計セル範囲)
例
条件付合計(A1:B10,>E1,C1:D20)
これでE1を超える値を検索範囲から検索
合計セル範囲から同位置にあるデータを取り出し合計値を出します。
マクロ
表計算ソフトないで独自の関数やシステムを作る方法です。
セルの絶対表現
セル番地を置くことで、特定セルの指定します。
セルの相対表現
基準セルから相対的な位置で、セルを指定することができます。
書式は以下の通りです。
相対(基準セル、行変位、列変位)
表計算ソフトでは左上が基準となるので
下方向、右歩行が正
上方向、左方向が負となります。