基本情報技術者試験
こちらより
まとめた内容を載せます。
①情報システム戦略の基礎
全体として上手くいく、「経営戦略」との整合性を念頭におきます。
エンタープライズアーキテクチャ (EA)
経営の見取り図とも言われる方法です。
4階層で整理し、体系化しています。
ビジネスアーキテクチャ(BA,政策・業務体系)
ビジネスや業務活動の可視化
関連文書:
機能情報関連図(DFD)
業務説明書
業務流れ図
データアーキテクチャ(DA.データ体系)
企業・組織の利用情報の可視化
関連文書
E-R図
データ定義表
UMLのクラス図
アプリケーションアーキテクチャ(AA,適応処理体系)
ビジネスにおける、情報システム構造の可視化
関連文書:
情報システム関連図
情報システム機能構成図
テクノロジアーキテクチャ(TA,技術体系)
情報システムを可視化させ、ビジネスに必要な
技術、サービスを提供する層
関連文書:
ハードウェア構成図
ソフトウェア構成図
ネットワーク構成図
エンタープライズアーキテクチャの手順
現状(Asls)モデル
現状を明らかにするため作成します。
理想(ToBe)モデル
あるべき姿を明確にしたものを作成
次期(Target)モデル
上記二つの中間モデル
BPR(Business Process Re-engineering)
プロセスや業務フローを抜本的に見直し、
再構築を行うもの
業務プロセス改善
RPA(Robotic Process Automation)
提携業務や標準化されている業務をソフトウェアを使って自動化する取組
チャットボット
人間との会話を自動的に行うもの
ソリューションビジネス
企業コンサルタントのようなもの
ソフトウェアの販売だけてなく、顧客の問題解決を行います。
ERP(Enterprise Resource Planning)
情報を一元管理することで、最適化を図ること
事前にBPRを行うことが重要
ASP(Application Servise Provider)
ネットを通じて、アプリサービスを行う事業者
SaaS(Software as a Service)
ASPと基本は一緒、ソフトウェアの分割提供
PaaS(Platform as a Service)
ホストコンピュータの貸し出し
要はサーバのレンタル
IaaS (Infrastructure as a Service)
Paasをさらに発展させたもので、OSや開発環境の構築、仮装ネットワーク環境など
ユーザが行います。
SOA(Service Oriented Architecture)
各社からサービスを提供してもらう方法
データ活用
ビックデータ
日々発生する膨大な情報を収集したもの
機械学習(ディープラーニング)
問題について機械に学習させる技術
人工知能(AI)とも言います。
テキストマイニング
文章の特性を分析する手法
データサイエンス
データ分析に関する学問。
数学、統計学、情報化学などから
法則の導き出し、事業価値の産み出しを行います。
②経営戦略の基礎
競争戦略: どのように競争に打ち勝てるか思考し、戦略としたもの
競争戦略
五つの競争要因
新規参入者の脅威
代替品、代替サービスの脅威
買い手の交渉力
売り手の交渉力
競争相手との敵対関係
三つの基本的戦略
競争要因に対抗するための戦略
コストリーダーシップ戦略
差別化戦略
集中化戦略(ニッチ戦略)
マーケティング戦略
基本的な4つのP要素があります。
- Product(製品)
- Price(価格)
- Place(流通)
- Promotion(プロモーション)
製品戦略
売れる製品を作る戦略
製品多様化
製品差別化
市場細分化
計画的陳腐化
価格戦略
原価志向型
競争志向型
需要志向型
流通戦略
売り方の戦略、店舗、ネット販売など
プロモーション戦略
ブル型
TV,新聞なd
プッシュ型
訪問や店頭での推奨販売など
競争地位とマーケティング戦略
地位によって戦略は変わります。
リーダ
市場トップ企業、拡大を目指す
チャレンジャ
2~3位の企業,競合の弱点をつく
フォロワ
下位の企業,トップの模倣でコスト削減
ニッチャ
シェアは低いが専門分野に強み
マーケティング関連用語
プロダクトライフサイクル
市場の一生を扱う
導入機→成長期→成熟期→衰退期
顧客ロイヤリティ
ブランド力のこと
ライフタイムバリュー
顧客一人の企業に対する一生の損得
マスケーティング
多くのお客様に提供する
ワントゥーワンマーケティング
細かなニーズに答える。1対1
③経営戦略の基礎
SWOT分析: 強み、弱み、機会、脅威などの点をはっきりする方法
PPM分析: 市場における、成長率よ占有率から位置付けを図る方法
SWOT分析
強み、弱み、機会、脅威などの点をはっきりする方法
それぞれの文字の意味を下記に記します。
S(強み)
Strengths
自社のプラス要因
W(弱み)
Weaknesses
自社のマイナス要因
O(機会)
Opportunities
外的要因のプラス要因
T(脅威)
Threats
外的要因のマイナス要因
PPM分析
Product Portfolio Management
プロダクトポートフォリオマネージメント
市場成長率と市場占有率を軸して、製品の位置付けを分析する手法
下記のような図の形で分析します。
問題児
市場は問題ないが、能力に問題あり
資金投入などの改善が必要
負け犬
将来性なし、即撤退するべき
花形
市場、能力問題なし
努力を怠らない
金のなる木
独占状態、落ち着く事情の中で確固たる地位を気づいている
バリューチェーン
購買、製造、出荷物流、マーケティング、サービスの各活動で
付加価値をつけることができる。
経営戦略手法関連用語
コアコンビタンス
自社独自の技術
ベンチマーキング
他社の業務手法に基づいて、最良方法を探る。
M&A
合併と買収
アライアンス
提携のこと
OEM
相手先ブランドによる製品の供給
フランチャイズ契約
各種情報、資源を提供する契約のこと
供給する側をフランチャイザー
受ける側をフランチャイジー
④ビジネス戦略
3C分析
ビジネス環境を分析する手法
顧客(Customer)
競合他社(Competitor)
自社(Company)
ニーズウォンツ分析
「必要性」と「欲求」を分析する手法
ビジネス目標と評価
上記の用語をまとめます。
CSF
(Critical Success Factors: 重要成功要因)
ビジネス成功要因
KPI
(Key Performance Indicator: 重要業績評価指標)
週次、月次の実績値を示す指標
KGIは成約件数にたいし
KPIは成功率や解約件数などとしめします。
BSC
(Balance Score Card: バランススコアカード)
従来の財務指標だけで業績評価するのではなく
下記にするしたように、三つ加えて
4っつの視点で総合的に行う手法
財務の視点
顧客の視点
業務プロセスの視点
効率性などみる
学習と成長の視点
従業員のスキルアップの視点
⑤経営管理システム
SCM
Supply Chain Management
商品供給全体の効率化と最適化を計らるマネジメント手法
CRM
Customer Relationship Management
顧客との関係を密接していく手法
SFA
Sales Force Automation
情報システムを利用して、革新的に営業活動を効率化させる考え方。
ナレッジマネジメント
知識の共有化を図る手法
経験などのデータバンク化
ビジネスシステム
ビジネス現場の情報システム
POS
Point of Sales: 販売時点情報管理
レジなどのデータをまとめる
EOS
Electronic Ordering System: 電子発注システム
PCを用いて発注業務を行う手法
エンジニアリングシステム
生産現場で利用される情報システム
MRP
Material Reguirements Planning: 資材所要量計画
必要量を求め、資材の手配を行う
CAD
Computer Aided Design
設計図面を作成
e-ビジネス
インターネットを利用したビジネスで下記のような種類があります。
EC: Electronic Commerce 電子証取引
オンラインショッピング
EDI: Electronic Data Interchange 電子データ交換
EC
BtoB
企業対企業
BtoC
企業対個人
CtoC
個人同士
GtoB
公共対企業
GtoC
公共対個人
EDIの規約
取引基本規約
業務運用規約
障害時の対応など
情報表現規約
交換データの記述方法
情報伝達規約
通信プロトコルに関わる取り決め
ICタグ
RFID: Radio Frequency IDentification
商品識別タグ