更新項目
毎年やってくるCertificateやProfileの更新項目をまとめてみました。
うっかり更新を忘れてしまったり、更新の度に調べては1年後に忘れてしまう作業をこの記事で解決できたら何よりです。
1, Development/Production Certificate
開発や配信用に必要な証明書で、1年間の有効期限があります。
有効期限が切れると、アプリのビルドや配信に影響が出るため、更新が必要です。
2, Provisioning Profile
開発や配信用に必要なプロファイルで、1年間の有効期限があります。
証明書と同様に、有効期限が切れるとアプリのビルドや配信に影響が出るため、更新が必要です。
https://hirokuma.blog/?p=2783
3, Push Notification Certificate
プッシュ通知に必要な証明書で、1年間の有効期限があります。
有効期限が切れると、プッシュ通知が正常に動作しなくなるため、更新が必要です。
4, Apple Developer Program Membership
Appleの開発者プログラムに参加するための有料のメンバーシップです。一番重要かもしれません。
1年間の有効期限があり、有効期限が切れると、開発者プログラムへのアクセスや証明書の更新ができなくなるため、更新が必要です。
Appはダウンロードできなくなり、すでにインストールまたはダウンロードしたユーザーも、そのAppを使用できなくなります
更新方法
Development/Production Certificate
更新方法
- Apple Developer Accountにログイン
- 左側のメニューから「Certificates, IDs & Profiles」を選択
- 「Certificates」をクリックし、更新する証明書を選択
- 「Edit」ボタンをクリックし、新しい証明書をアップロード
- 証明書が更新されたことを確認し、必要に応じてProvisioning Profileを更新
- Xcodeで、新しいProvisioning Profileをダウンロードして、プロジェクトに適用
Provisioning Profile
更新方法
- Xcodeを開く
- 左上の「Xcode」をクリックして、「Preferences」を選択
- 「Accounts」タブをクリックし、Provisioning Profilesの一覧から更新したいプロファイルを選択
- 右下の「Refresh」ボタンをクリック
- 更新されたプロファイルがリストに表示されたら、必要なものを選択して「Download」ボタンをクリック
- ダウンロードが完了したら、Xcodeが自動的に更新される
更新方法2
- Apple Developerサイトにログイン
- 左側のメニューから「Certificates, IDs & Profiles」を選択
- 「Provisioning Profiles」をクリックし、更新したいプロファイルを選択
- 「Edit」ボタンをクリックして、プロファイルを更新
- 変更を保存し、プロファイルをダウンロード
- ダウンロードしたファイルをXcodeにドラッグ&ドロップして、Provisioning Profileを更新
Push Notification Certificate
更新方法
- Apple Developer Centerにログインし、Certificates, Identifiers & Profilesのページにアクセス
- 既存のPush Notification Certificateの一覧が表示されますので、更新したい証明書を選択し、「Edit」をクリック
- 有効期限の切れたPush Notification Certificateを更新する場合は、「Reset」をクリックして新しい証明書を生成
- 証明書を再発行する場合は、「Revoke」をクリックして古い証明書を取り消し、新しい証明書を生成
- 新しいPush Notification Certificateを生成すると、証明書ファイルが自動的にダウンロードされる
- ファイルを開いて、Xcodeにインポートすることで、アプリケーションのPush通知を更新できる
注意点として、Push Notification CertificateはAPNs(通知サーバー)がアプリケーションを識別するための重要な証明書です。
有効期限が切れる前に更新を行うことが必要であり、期限切れ後にPush通知を送信することはできません。
Apple Developer Program Membership
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- developer.apple.comにログインし、Accountをクリック
- Membershipのタブを選択し、更新するアカウントを選択
- Renew Membershipをクリックし、支払い情報を更新
- 支払い情報を更新し、更新内容を確認してからRenewをクリック
- アカウントが更新されると、新しい期間が表示される
終わりに
以上Apple Developerに必要な更新項目でした。
App store connectやメールをこまめにチェックすることやリマインダーで更新に気がつくことも重要です。
忘れずに更新しましょう。