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MAYAのMELいろいろメモ-セパレータ

Last updated at Posted at 2017-11-02

※Maya MELのメモ。MAYAのバージョンは2017等を使用しています。

シェルフへのセパレーターの追加

↓これをシェルフに追加する方法。

separator.jpg

デフォルト機能では、このセパレータをシェルフに追加するボタンなどは無い。

ボーナスツールを使う

maya2016あたりから、ボーナスツールをインストールすることで使えるようになる。

ボーナスツールは、公式サイトから無料でDL可能。(オートデスクアカウントが必要)
インストールされると、メニューに項目が追加される。

BonusTools.jpg

Separator on Shelf を実行すると、今開いているシェルフの最後尾にセパレーターが追加される。
位置を変更したい場合は、シェルフの歯車アイコンから「シェルフエディタ」を選んで編集。

MELに直接書き込む

MELを直接編集して追加することもできる。
シェルフはMELで記述されており、MELファイルはどこかのフォルダに置かれています。

↓デフォルトで入っているものは概ね下記のあたり。

C:\Program Files\Autodesk\Mayaバージョン\scripts\shelves

↓自分で作成したものであれば、日本語環境だったらおおむね下記あたり。

ドキュメント\maya\バージョン\prefs\ja_JP\prefs\shelves

ファイル名は、shelf_(シェルフ名).mel

該当するファイルを開くと、ボーナスツールで追加されたセパレーターは、こんな感じで書かれている。

    separator
        -enable 1
        -width 12
        -height 35
        -manage 1
        -visible 1
        -preventOverride 0
        -enableBackground 0
        -style "shelf" 
        -horizontal 0
    ;

-width の数字を大きくすると、セパレーターの両側の空間が広くなる。
-height はセパレータの縦の長さ。
他には特に触ることは無さそうですが、separatorはMAYAのUI全般に使われているコマンドで、見た目のバリエーションも、オプションの種類もいろいろある様子。

ちなみに、デフォルトで使用されているセパレーターは以下のように書いてありました。

addShelfSeparator();

ボーナスツールで追加されるものと同じセパレーターが、この一行で楽々追加できます。

ちなみに、MELを直接編集した場合、MELファイルを保存しただけでは、シェルフの見た目は更新されません。
MAYAを再起動しても更新されません。
シェルフの歯車ボタンから、一度そのシェルフを「削除」して、次に「ロード」すると、編集内容が反映されたシェルフが表示されます。

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