はじめに
仮想マシンを構築しようとしていた際に気になったので、本記事を書きました。
業務で仮想マシンを設定する場合、なんとなくアダプタタイプを**「VMXNET3」**を選択していると思います。
今回は、こちらのアダプタタイプについて解説してきます。
アダプタタイプ
VMXNET3
VMware Toolsに含まれる仮想マシン向けの専用アダプタ。
仮想マシン向けに最適化された機能が含まれている。
(仮想マシン構築時には基本的にこれを選択する。)
特徴
- IPv6オフロード、MSI/MSI-X 割り込み配信等の機能がある
- サポートされるOSは限定されている
WindowsOSのNICを「VMXNET3」にする場合は、「VMwareTools」のインストールが必要。
(インストールしない場合、ネットワーク接続ができない。)
E1000e
物理NICのエミュレーションしたアダプタ。
Intel 82574 ギガビット イーサネット NIC のエミュレート バージョン。
特徴
- Windows8以降のWindows仮想マシンのデフォルトアダプタタイプ
- Linux仮想マシンの場合、UI(インターフェース)から使用不可
SR-IOV パススルー
SR-IOVは「Single Root I/O Virtualization」の略。
仮想マシンの仮想ネットワークアダプタを、ハイパーバイザーを介さずに直接物理ネットワークアダプタにマッピング。
つまり、「仮想マシンのNIC = 物理NIC」ということにするタイプ。
※こちらのサイトでは、図付きで分かりやすく解説されている。
ESXi 6.7U2 環境下におけるMellanox ConnectX-5 ENでのSR-IOVの動作
特徴
- 仮想マシン内のゲストOSとマッピングされるハードウェアの両方がSR-IOVに対応している必要がある
- 遅延によって障害が発生したり、必要な CPU リソースが増加したりする可能性のある仮想マシンに向いている
- ESXi6.0 以降の場合に「Red Hat Enterprise Linux 6」以降および「WindowsServer2008R2SP2」の仮想マシンで使用可能
まとめ
アダプタタイプ | 内容 |
---|---|
VMXNET3 | 仮想マシン向けに最適化された機能が付いているアダプタ、vSphere環境のみで利用可能 |
E1000E | 物理NICをエミュレーションしたアダプタ |
SR-IOVパススルー | 仮想ネットワークアダプタを直接物理のネットワークアダプタにマッピングするアダプタ |