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OpenWRT導入マニュアル ②DynamicDNS編

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今回は、DynamicDNSでインターネットから自宅ルーター経由で自宅LANにログインする仕組みを解説します。
我が家は楽天ひかりなんですが、楽天ひかりはPPPoEで接続できます。
PPPoEはIPv4のグローバルIPが1つ払い出されます。ただしIPアドレスは時々変更されますので、DynamicDNSに登録してドメイン名でのアクセスができるようにしたいところです。

まずは、ビルドするときに以下のメニューにチェックを入れてビルドします。
Luci - Application
{D1D54D6E-A7D0-4256-81C5-C5F747328BA5}.png

DynamicDNSは、MyDNSを使います。無料でグローバルドメインを使うことができます。
MyDNSへの登録は以下の方が詳しく解説されていますので、そちらを参照してください。
日本語で設定できるのでわかりやすいです。
https://qiita.com/carol0226/items/639977e368b0b91ed98f

MyDNSでは、以下の画面でドメイン名の登録とホスト名の登録を行います。
Aレコード(IPv4)はv4 AAAAレコード(IPv6)はv6 として設定しておきます。
image.png
image.png
MyDNSのサイトの内容を入力します。
image.png
{40E13423-61CB-4A4A-8939-830BA2CBB8F9}.png
v6側の設定もしておきます。
image.png
{470B73EB-1951-4E1B-8BF5-FC9284613F00}.png
ドメインが4つ登録されている理由ですが、v4.xxxxx v6.xxxxx xxxxxx の3パターンで登録しています。
v4.xxxxx IPv4でアクセスするときに使います。
v6.xxxxx IPv6でアクセスするときに使います。
xxxxx IPv4/IPV6 両方でアクセスできます。
ちなみに、IPv4側にあるDNSは、IPv4アドレスしか引けないかというとそうではなく、IPv4側のDNSでもAAAA(IPv6)アドレスを引くことができますしその逆もまた可能です。
ルーターの動作ですが、グローバルIPアドレスの変更があると自動的にMyDNSサイトにログインしてIPアドレスの更新を行ってくれます。

設定が完了したら、コマンドプロンプトで確認してみましょう。
Windows でコマンドプロンプトを起動して

nslookup [登録したドメイン名]
nslookup [v4.登録したドメイン名]
nslookup [v6.登録したドメイン名]

1回目のコマンドでは、IPv4/IPv6両方が返されるはずです。
3回とも正常にIPアドレスが戻れば、設定は成功しています。

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