スタンドアローンVRのOculusQuestが2019/5/21に発売された。
現在(5/25時点)、各地に徐々に届きだしている様子。(konozama民は除く)
僕のところには22日に届き、24日に「第33回 バーチャル・サミット関西 in神戸@5/24」の体験会で持参。
その帰りで、「電車でQuest」したので、どうだったかを記載する。
電車でQuestって?
電車の中でOculusQuestをかぶってゲームとかすること。「電車でGo」(電車の中でOculusGoをかぶってゲームとかすること)のOculusQuest版。
こんな感じ。
何が目的?
電車や新幹線、飛行機などで一定時間移動する場合、人が多かったり、狭かったり、パーソナルスペースが侵されりで、心理的に不安定になる(イライラする、落ち着かない、気になる等)要因になる。
VR空間上では、限りなく広い個人空間が確保でき、それらの要因を除去することができると考えている。
問題点としては、以前OculusGo(「電車でGo」)で試したところ、加速度センサーの影響で、VR空間が勝手に動いてしまう点があった。
これは、こまめにリセンターで解消するという手もあるが、ついつい動いていくVR空間を追ってしまい、気づくと真横を向いていて、隣の人に多大なプレッシャーを与えるという問題に発展する恐れがある。
この問題がOculusQuestでも発生するかどうかの実験と、単純に電車でQuestしたかった、というのが今回の目的。
条件
今回の条件は以下になる。
- 座席に座る
- 静止モードでプレイする
- 時間は10分程度
- 夜で向かいの窓から景色はほぼ見えない
- ガーディアン設定は電車が動いているときに実施
あと、安全と撮影のため、知り合いに同行していただいた。
実施内容
実施した内容は以下になる。
- ホーム画面でVR空間が勝手に動かないかどうかを確認
- ゲームがズレなくプレイできるかを確認。今回プレイしたのは「Beat Saber」。
実施結果
ホーム画面でVR空間が勝手に動かないかどうか
動かなかった。
ゲームがズレなくプレイできるか
ズレなくプレイできた。
まとめ
今回は時間も短く、窓の外の景色が夜のためほぼ見えていないというのもあったせいか、VR空間は動くことなく、ゲームプレイ中にズレたりすることもなく、快適に電車でQuestができた。
今後は、新幹線(座席が進行方向を向いている)や、長時間の場合や、窓の外の景色が把握できる場合、窓の外の景色が見える割合が多い場合と少ない場合、電車が止まっている状態でガーディアン設定する場合などを実験してみたい。
とりあえず、OculusQuestはすごくいい!