はじめに
こんにちは。Kaneyasuです。
10月25日にJAWS-UG朝会で発表をさせていただきました。
主催者の方、参加者の方、ありがとうございました。
資料はこちらです。
さて、私は広島在住で、リモートワークでお仕事をさせていただいています。
現在私はリモートワークの傍らで有志によるコミュニティが主催するIT勉強会などに頻繁に参加させていただいており、これらへの参加が私のモチベーション維持にとても役立っています。
今回はこのことを書きたいと思います。
リモートワークの悩みどころ
みなさんはリモートワークについてどう思いますか?
効率がよい働き方でしょうか?楽な働き方でしょうか?
私の主観になりますが、現在所属している会社でのリモートワークは、効率の悪さを感じたことはありません。
それは、みんながリモートワークの働き方を理解しているとともに高いスキルを持っているからだと思います。
リモートミーティングは、オフラインのミーティングよりも情報量が劣ります。
それゆえ、事前準備と限られた時間内に全力を尽くすことが求められます。
チャットやチケット管理システムを用いたコミュニケーションは、非同期であること・・・他の作業の合間を縫って返信してくれることを理解した上でわかりやすい文章を書くことが求められます。
私の周りの人たちは、これらのことを理解しているのでリモートワークでの働き方が成り立っていると私は考えています。
一方で、このような気の使い方をするコミュニケーションは疲れますので、楽な働き方とは言い切れないと思います。
また、これは私個人の思いですが、リモートワーク故に、自分への負荷のかけ方を間違えることもあります。
会社に出社していれば、周りの人が帰るのに合わせて帰るかもしれませんが、リモートワークではそこの歯止めが聞きづらく、際限なく働いてしまうこともあります。
つまり、自分への負荷のかけ方を自分でコントロールしなければなりません。
そういった意味でも、楽な働き方とは言い切れませんね。
雑談の重要性
みなさんは喫煙はされますか?私は喫煙はしませんが、自動販売機でコーヒーを買うのが好きです。
昔、会社に出社する働き方をしていた頃は、自動販売機の前でよく雑談をしていました。
当時は、プロジェクトリーダーとして仕事を円滑に回すにはメンバーとの雑談も必要とか、他部署の人と関係性を築くのに雑談も必要だとか、そういったことを考えていました。
リモートワークでの働き方を始めるにあたって、今後はコミュニティへ参加した方がいいんだろうなと思い、コミュニティに参加するようになりました。
この行動を始めたことには、論理的に説明できる理由はありません。
社会人として働いてきて培った勘が、そういうことしておかないとお前はしんどくなるぞと教えてくれたのでしょう。
幸い広島には定期的に開催されるコミュニティがあります。
ここで発表をさせていただくこともありますし、技術的な雑談をすることもあります。
コミュニティに参加して技術的な雑談をすると、頭がスッキリして次の日の仕事が捗ることがあります。
単なる雑談ではなくて、リアルでの技術的な雑談が私にとって重要なのだと思います。
雑談自体は家族ともできますしね。
私においては、自分の頭のメンテナンスのためにも、リアルでの技術的な雑談はとても重要と認識しており、とてもありがたい場所だと思っています。
リモートワークとコミュニティ
コミュニティに参加する理由は人それぞれです。
純粋に勉強したいという方もいれば、私のように喋るのが目的の人もいます。
実際に私は「リモートワーカーだからリアルの会話が欲しいんです」と頻繁に口にしています。
知ってる限りでは、よほど場を荒らさない限り、コミュニティに参加する理由は人それぞれだよねでおしまいのようです。
おそらく、コミュニティに来られる方は、参加すること自体がそれなりの勇気がいる行動であることを理解しているからだと思います。
リモートワークという働き方は、自己を律することが求められます。
律し続けるためのエネルギーを充填させていただくことに私はコミュニティを利用させていただいています。
このことについてコミュニティの主催者・参加者の方に深い感謝を述べるとともに、この私の働き方についてのポエムが誰かのヒントになれば幸いです。