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Amazon Managed Grafanaのダッシュボードのエクスポートとインポート

Last updated at Posted at 2024-01-08

こんにちは。Kaneyasuです。

以前、GrafanaのHTTP APIでデータソースの設定をするやり方を書きました。

これを利用したらダッシュボードの作成も自動化できるんじゃないか?と当時思ったのですが、
ダッシュボードの方はエクスポート・インポートの方が圧倒的に楽ということがわかったので書いておきます。

Amazon Managed Grafanaはv9.4で確認しています。

GrafanaのHTTP APIでは細かいところまで設定できない

まずは、ダッシュボードのHTTP APIを確認します。

現状では単純にダッシュボードの作成までしかできないようです。
ダッシュボードは作成して、パネルの設置などをするのが本番なので一旦HTTP APIは置いとくとします。

ダッシュボードのエクスポート

基本公式マニュアルの通りなので、画面ハードコピー交えて改めて書きます。

ダッシュボードのシェアアイコンをクリック。

ダッシュボードのシェアアイコンをクリック

ダイアログが出てくるので、ExportタブでSave to fileをクリック。
そうすると、JSONファイルがダウンロードできます。

ExportタブでSave to file

ダウンロードしたJSONは、annotations > list > datasourceの部分以外のid・uidをnullに変えておいた方がよいです。
id・uidが残っていると、JSONをインポートした時に既存のものとぶつかって重複エラーや意図せぬ上書きに繋がります。

idをnullにする

  "editable": true,
  "fiscalYearStartMonth": 0,
  "graphTooltip": 0,
  "id": 1,

  "editable": true,
  "fiscalYearStartMonth": 0,
  "graphTooltip": 0,
  "id": null,

uidもnullにする

  "panels": [
    {
      "datasource": {
        "type": "xxx-datasource",
        "uid": "9espd8vIz"
      },

  "panels": [
    {
      "datasource": {
        "type": "xxx-datasource",
        "uid": null
      },

annotations > list > datasourceのuidはそのままでOK

{
  "annotations": {
    "list": [
      {
        "builtIn": 1,
        "datasource": {
          "type": "grafana",
          "uid": "-- Grafana --"
        },

ダッシュボードのインポート

こちらも基本公式マニュアルの通りですが、画面ハードコピー交えて改めて書きます。

Home > Dashboardsを開いて、Newアイコンをクリック。
Importをクリック。

Home > Dashboardsを開いて、Newアイコン > Importをクリック

エクスポート&編集したJSONファイルをアップロードします。

エクスポート&編集したJSONファイル

アップロードすると、JSONに書かれたダッシュボードが表示されます。
Importボタンをクリックすれば完了します。

Importボタンをクリックすれば完了

この時、エクスポートしたJSONにidやuidが残っている場合、重複を避けるためにuidを振り直すよう促されます。

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