こんにちは。Kaneyasuです。
本記事はIT勉強会の開催レポートです。
2024/06/28におもにクラウドの話してます - 広島というオフラインイベントの2回目を開催しました。
こちらの勉強会はクラウド全般の勉強会となっております。
3大クラウドだけでなく、SaaS、データレイク、クラウドに対する疑問もOKとしています。
当日の様子
Togetterでまとめております。
こちらで雰囲気をご覧ください!
発表者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!
会場を貸してくださったサイボウズ広島オフィス様、ありがとうございました!
当日の発表
6人も発表してくださいました。(最後のは私です。)
ありがとうございます!
事業会社で基幹業務システムを10年ほどAWSで運用してみた ドキュメント編
k2worksさんの発表です。
長期間業務システムと向き合っているk2worksさんならではの発表でした。
全体的に技術に対してとても感度が高いことがわかります。
2013年にすでに設計書をマークダウンで書かれてたということでしたが、これは相当早いです。
当時私は普通のSIerだったので、へーそんな世界もあるんだなーぐらいだったので驚きました。
ご本人は1人情シスだからと仰っていましたが、キャッチアップの速さと挑戦する姿勢に尊敬の念を抱きました。
release-please で実現する、手軽で不変な Docker イメージタグ付け方法
chanyouさんの発表です。
発表内で新しいキーワードをいくつも聞いたので、ポインタをまとめておきます。
コンテナを使ったシステムにおいて、Immutableを実現することが重要。
それを実現するためのタグを自動生成する仕組みとして、Convention Commitsとrelease-pleaseを使うとのことでした。
私、今までConvention Commitsの利点をあまり感じていなかったのですが、こんな使い方もあるんですね。
そして、実際に目の前でデプロイしている様子を見せていただきました。
すげぇ。
スタートアップの開発とクラウドサービス
3to_dayさんによる発表です。
私も昔プロダクトの初期に関わっていました。
ゼロから1の話を聞いて、ウッってなりました。
初期の立ち上げは本当に大変ですね。
GitHub Actionsの話を聞いて、AWS CodePipelineだけでなくGitHub Actionsも覚えないとダメだなと勝手に危機感を覚えていました。
「AppSheetとMetabaseの話のポイントは、課題解決を最優先として作りやすいツールを使っていることと、それを分析にまで繋げていることですね。
目的を優先とした選定をされてることを感じました。
【LT】ポチっとな!でクラウド簡単呼び出し
LTのお一人目はOzakiさん
SORACOM > Lambda > Slack という構成で、IoTのボタンを押すとSlackに通知が行くという構成。
応用した会議脱出ボタンはいいアイデアですね。
私もその昔深夜残業に抜け出すために家族からそれっぽい電話をかけてもらったことがあります。
許してください・・・。
【LT】バックアップしていますか?
tsuda_ahrさんのLTです。
最近はシステム絡みで穏やかでないニュースが多いので、考えさせられるテーマですね。
クラウドエンジニアとして補足すると、クラウドベンダーも最後は人なので、念のためリージョン間コピーまで考えることはあります。
【LT】Conoha VPSでlaCはできる!
yuxkiさんのLTです。
レンタルサーバーのConohaを使い倒してみたお話でした。
ものすごい低コストでさまざまなことをしていて、すごくいいLTでした。
限られたリソースでどこまでできるか考えるのは楽しいですよね。
Conohaの人、それは想定外かも?といところまで行っていて素晴らしかったです。
AWS CodeGuruでPythonのコードを自動レビューしてもらおう
最後は、私です。
人力によるコードレビューが大変なので自動レビューを試してみました。
言語はPythonです。
感触としてはレビュー内容はFlake8の120%くらいの内容でしたね。
この時はAWS CodeCommitで試しましたが、今後GitHubでの検証をやろうと思います。
最後に
今回も自分は知ってるけど他の人は知らないかも・・・というのが集っている感じがして、とても嬉しかったです。
日々の業務が忙しいと、業務と直接関係ないことにそんなに時間は使えません。
この勉強会は良くも悪くもクラウドを中心としたごった煮の勉強会なので、来ていただければ何かしら新しい情報を得られると思います。
これからもそんな勉強会を続けていきたいと思います。