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この記事は...?

みなさん!Bitrise使ってますか!?
僕はお仕事で毎日使っていて、1日あたり20ビルド、1回のビルドの平均時間が25分のそこそこのヘビーユーザです!

Bitriseの環境変数は公式ページでまとめられているものの、使い道とかよくわからんって人も多いと思います。

ここでは僕目線でこれだけは使うから覚えておけって変数をまとめてみたいと思います!
参考になったなら幸いです!

一覧

CI

■ 説明(公式から引用)
CLIがCI(Continuous Integration)モードで実行されているかどうかを示します。値は"true"または"false"です。

■ 使い道
CIの時に動作させたくないステップの制御に使用します。
具体的な例でいうと、SwiftLintのRunScriptに組み込みます。

if [ -z ${CI+x} ];then
  # ここでSwiftLintの処理設定
fi;

PR

■ 説明(公式から引用)
bitriseCLIがPR(プル要求)モードで実行されているかどうかを示します。値は"true"または"false"です。

■ 使い道
こちらもCIと似たような感じでプルリク起動時のみに実施したい処理がある時に分岐で使用します。
後述するBITRISE_PULL_REQUESTで判断でもいいのですが、分岐なのでできればtrue/falseがいいですよねって事でこちらを使います。

プルリクをトリガーにしてビルドをし始めると、プルリクにコメントを入れたりレビュワーを登録したくなると思いますので、その時によく使用します。


GIT_REPOSITORY_URL

■ 説明(公式から引用)
gitリポジトリURL

■ 使い道
言わずもがなですが、GitリポジトリのURLが設定されます。(git://hogehoge形式)
GitHub APIを使用する時に、このGitリポジトリURLからエンドポイントを生成し直したりします。
GitHub Enterprizeを使用しているパターンだとよく使用します。

こんな感じ

readonly GITHUB_API_BASE_URL=$(echo $GIT_REPOSITORY_URL | sed -e "s/git@/https:\/\//g" -e "s/:${BITRISEIO_GIT_REPOSITORY_OWNER}\/${BITRISEIO_GIT_REPOSITORY_SLUG}\.git/\/api\/v3/g")

BITRISE_GIT_MESSAGE

■ 説明(公式から引用)
コミットメッセージ、プルリクエストタイトル、または手動でビルドを起動した場合は指定したメッセージ。この環境変数は、APIのcommit message)にマッピングされています。

■ 使い道
説明が長ったらしいですが、設定される内容は以下の2通りです。
1. プルリク起動の時・・・プルリクのタイトル + プルリクの説明
2. 手動起動の時・・・起動時に設定したMESSAGE

スクリーンショット 2019-12-08 15.59.49.png

Slackのメッセージやリリースノートに使用するといいですね!
AppCenterなどサービスによっては改行コードのエスケープが必要なので気をつけましょう!


BITRISEIO_GIT_REPOSITORY_OWNER

■ 説明(公式から引用)
プロジェクトのGitリポジトリのオーナー(例、bitrise-team)

■ 使い道
GitHub API叩く時に使用します。
それ以外は特に使用する機会はないですが、そもそもGitHub API叩くケースはそこそこあるので、覚えておくと楽です。


BITRISEIO_GIT_REPOSITORY_SLUG

■ 説明(公式から引用)
プロジェクトのGitリポジトリのスラッグ(例、bitrise-blog)

■ 使い道
前述のBITRISEIO_GIT_REPOSITORY_OWNERと同じです。


BITRISE_PULL_REQUEST

■ 説明(公式から引用)
ビルドをトリガーしたプルリクエストID(あれば)

■ 使い道
プルリクをトリガーにビルドする時にプルリクエストIDが設定されます。
PRの欄でも記述しましたが、プルリク起動にするとやりたいことが結構出てくるのでよく使います。
僕はレビュワーのアサインとか、Slackに投稿するメッセージに埋め込んでいます。

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