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RubyKaigi First Effects ~私のRubyKaigi2024初体験記〜

Last updated at Posted at 2024-05-31

RubyKaigi 2024にはじめて参加してきました。
実際に参加してみての感想や気になったセッション、
私のRubyKaigi Effects(RubyKaigiによって受けた影響)などを書き連ねます。
(次回参加するならこうするなの反省点もあります。)

事前準備

事前準備のためにやったことは下記2つです。

・気になるセッションの目星をつける
・初心者のためのRubyKaigi入門/RubyKaigi Introductionに目を通す
(下記スライドページの"そういうもん"という言葉に3日間とても救われました。)

反省
スポンサーさんが開催されている事前勉強会やもう少し内容を深ぼって、単語単位でどういうものなのか少し調べておくとRubyKaigiをより楽しめるようになると思います。

印象に残ったセッション

Writing Weird Code

RubyKaigiDay1最初のキーノートで、度肝を抜かれました。
実行したコードとその結果出力されたコードが同じであるQuineという概念×コードで絵やアニメーションを作るクリエイティブコーディングが掛け合わさった作品をたくさん見ることができて、このようなRubyの楽しみ方もあるのだと新たな発見でした。
RubyKaigi後、実際に簡単なQuineを試したのですが、スピーカー石田さんの凄さが改めて実感できました。
とにかくすごいので、selftrick2024見てみてください!!

Unlocking Potential of Property Based Testing with Ractor

テスト設計や手法に関して興味があったこともあり、聞きにいったセッションでした。
テスト手法と考えると、いつものテスト手法(Example based testingというそう)、入力されると値と出力される値を予測しプログラミングを組み立て、コンピューター実行するものを思い浮かべます。
しかし今回のセッションは、対比関係にあるテスト手法として、Property based testing(以下、PBTと略します)というテスト手法に関してデータをランダムに生成して、失敗するケースを洗い出す手法が紹介されました。
さらに、PBTがRactorという並行処理を使えば、テストの実行時間が短縮され、良いユースケースとなる仮説をもとに検証されている内容を話されていました。ある課題に対して解説できる手段がないか、仮説検証している姿を目にしてとても勉強になりました。

Namespace, What and Why

名前空間というものを Rubyに取り入れることで、 バージョンは違うけど同じ名前の定義であるライブラリ間の衝突を避けることができるというお話でした。
次に紹介するMatzさんのKeynoteでNamespaseが入ったら、Rubyをメジャーバージョンにあげてもいいという話があり、
呆然として先輩にどういうことかと聞いたら、
「好きなバンドの好きな曲の自作MVを作って投稿していたら、そのバンドから「公式に使わせてほしい、次のアルバムに収録したい」と言われるような…名誉かつエモい話だよ」と言われたので、その凄さを理解できました。凄すぎる。

Matz Keynote

過去のRubyKaigiではMatzさんは初日の最初にKeynoteをやられるということで、最後のセッションは貴重だということを後で知り、今まで話を聞いてきた内容の点がつながり、Connecting Dotsされていきました。
Rubyコミュニティの今までとこれからを知ることができ、
Rubyに対する愛と情熱、開発者としての葛藤などが、はじめて参加した私でも垣間見ることができ感動した瞬間でした。

Ruby Kaigi First Effects

1. 社内でRuby Kaigiに関してLTしました

自分自身が興味持っていたり、動いていることに対して発信することの重要さを知った(speakerさんに影響受けました。)

2. わからないことをそのままにしない

調べたり、本読んでみることで、実際に試してみることで、ちょっとずつ解像度が上がる。その繰り返しが大切。
はじめて参加して、全然わからないという状態に悔しさを感じたので、少しずつで良いから理解していくアクションを取ろうと思い、記事を書く過程やLT会で言語化して人に伝えることで、少しずつモヤモヤを解消していく過程を楽しむことができました。

3. たくさんのRubyfriendsに出会えて、世界が広がった

最終日帰り道にタクシーの運転手さんに教えてもらった言葉があります。
運:「なんくるないさ〜の前にある言葉がつくんだけどわかる?」
私:何ですか??
運:本当はね、「まくとぅそーけーなんくるんさいさー」っていうんだよ。
「挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」という意味でね。
沖縄の歴史に紐づいている意味深い言葉なんだよ。
私:(深いい〜〜〜)

まとめ

挫けずに正しい道を歩み、Rubyのコミュニティを作り上げている人が集まる場所=RubyKaigi

だと思いました。

3日間大変たくさんのことを感じ取り、刺激になりました。
RubyKaigiオーガナイザー、スピーカー、スポンサー、ヘルパー、参加者の皆様ありがとうございました。Youtube公開されたら再度更新します。

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