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[Mac][VPS][Ubuntu]VPSでMOD導入Minecraftサーバーを構築等する方法

Last updated at Posted at 2024-02-07

要 旨

iMac及びVPSを使用して、Minecraftサーバー(NeoForge・JourneyMap MOD)を構築する方法について記述します。

実行環境等

操作コンピューター:iMac 2017年モデル
VPS:KAGOYA VPS KVM
OS:Ubuntu22.04LTS
CPU/メモリ 2コア/2GB(RAMは2GB以上必要)
ストレージ:25GB SSD
料金:24円/日 660円/月(2024.2.7時点)
MOD等:Minecraft1.20.4、neoforge-20.3.153-beta、journeymap-1.20.4-5.9.20p1-neoforge.jar
Minecraft Launcher:公式Minecraft Launcherをインストール済みとします。

実施要領

MODは、操作コンピューターとVPSの両方に同じディレクトリ名で作成する必要がある。
このため、まず操作コンピューターにインストールする。
NeoForge-20.4.153-beta(2024.2.7時点の最新版)のダウンロード
ブラウザでNeoForgeのサイトにアクセスする。
https://neoforge.net/
このサイトでNeoForge install fileがダウンロードできるので、最新版をダウンロードする。すると、neoforge-20.4.153-beta-installer.jarファイルがiMacのダウンロードディレクトリにダウンロードされる。
次にiMacにjavaがインスト流されているか、ターミナル開いて次のコマンドで確認する。

java --version

ここでjavaがインストールされてない旨の表示があれば、以下のサイトからダウンロード・インストールする。
https://www.azul.com/
javaがインストールされたか確認する。

java --version

ここでFinderを開いて、ダウンロードディレクトリ内のダウンロードされたインストールファイルをダブルクリックしてインストールを実施する。
インストールされたディレクトリは、
/Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/minecraft/versions内に、
neoforgr-20.4.153-betaディレクトリが作成されている。
JourneyMap MODをダウンロードする。
JourneyMapサイトよりダウンロードする。URLは、以下の通り。
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/journeymap
公式Minecraft Launcherを起動する。
画面左下にNeoForge neoforge-20.4.153-betaと表示されているのを確認する。表示されてなければ、これを選択する。
起動構成タブをクリック
NeoForge neoforge-20.4.153-betaタブをクリック
名前:任意に設定
バージョン:release neoforge-20.4.153-betaを選択
ゲームディレクトリ:/Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/minecraft/versions/neoforge-20.4.153-betaに設定
保存タブをクリック
プレイタブをクリック
プレイタブをクリックして、Minecraft Neoforge 1.20.4を起動させる。
ModsタブをクリックーOpen mods folderをクリック
ここで、先ほどダウンロードしたJourneyMapの MODファイルjourneymap-1.20.4-5.9.20p-neoforge.jarを入れる。
入れたら、Minecraft Launcherを再起動する。
これでiMac内に各種MODがインストールされ、Minecraftのシングルプレイは可能となる。

続いてVPSの構築を実施する。
ユーザーはrootで実施しました。
アップデートとアップグレードを行う。

apt update
apt upgrade

javaがインストールされているか確認する。

java --version

インストールされていなければ、以下のコマンドでjavaとscreenをインストールする。(Ubuntu22.04LTSにはjavaはインストールされていない)

apt install openjdk-19-jre-headless screen

javaがインストールされたか確認する。

java --version

iMacに作成されたNeoForgeと同じ名前のディレクトリを新規作成する。

mkdir /root/neoforge-20.4.153-beta

作成したneoforge-20.4.153-betaディレクトリに移動する

cd /root/neoforge-20.4.153-beta

ここでsftp通信により、iMacにダウンロードしたNeoForge installerファイルを/root/neoforge-20.4.153-betaディレクトリに配置する。
配置したneoforge-20.4.153-bata-installer.jarファイルによりインストールする。

java -jar neoforge-20.4.153-bata-installer.jar --nogui --installServer

作成されたrun.shを一旦起動する。

./run.sh

ここでeulaへの同意が必要となる。(利用規約への同意)

vi /root/neoforge-20.4.153-beta/eula.txt

ここで以下のように変更する。(falseからtrueへの変更)

eula=true

viエディタを保存して終了。
次にRAMの最大容量を設定する。今回は2GBのRAMのVPSを使用したので、以下のように変更する。(デフォルトでは、4GBの設定である。)

vi /root/neoforge-20.4.153-beta/user_jvm_args.txt
-Xmx2G

viエディタを保存して終了。
run.shを再び起動して、正常に動作するのを確認する。(successfullyが表示されれば成功)

./run.sh

正常に動作すれば、Ctrlキーを押したままcキーを押して、一旦終了させる。
次いでMODのJourneyMapをインストール時に作成されたmodsディレクトリに、iMacにダウンロードしたjourneymap-1.20.4-5.9.20p1-neoforge.jarファイルをsftp通信により配置する。
そしてVPSを再起動した際にrun.shが起動するようにcrontabに記述する。
その前準備として、run.shファイルに追記する。

vi /root/neoforge-20.4.153-beta/run.sh

#!/usr/bin/env shのシバン行の次の行に

cd /root/neoforge-20.4.153-beta

を追記してviエディタを保存して終了する。
crontabの登録

crontab -e
@reboot /root/neoforge-20.4.153-beta/run.sh

上記内容で保存してcrontab編集画面を終了する。
crontabに正しく登録されたかを確認する。

crontab -l

screenを使用して、run.shを起動して動作を確認する。

screen ./run.sh

ここでオペレーター権限を付与したいプレイヤーに、オペレーター権限を付与しておく。
screen画面で、

op <プレイヤーID>

最後に正常な起動を確認したらCtrlキーを押したままaキーを押し、次いでdキーのみを押す。
これでコンソール画面に戻る。この状態でVPSからログアウトしてもrun.shは起動状態を保つ。
これでVPSサーバーの構築完了です。

あとはMinecraft Launcherを起動させて、マルチプレイからVPSに接続すればMOD導入のMinecraftゲームが実施できます。
以上で終了です。お疲れ様でした。

結 言 

今回は、iMac及びVPSを使用して、Minecraftサーバー(NeoForge・JourneyMap MOD)を構築する方法について記述しました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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