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[Ubuntu]VPSでMinecraftサーバーを構築する方法

Last updated at Posted at 2024-01-31

要 旨

VPSを使用して、Minecraftサーバー(バニラ・MODなし)を構築する方法について記述します。

実行環境等

VPS:KAGOYA VPS KVM
OS Ubuntu22.04LTS
CPU/メモリ 2コア/2GB(RAMは2GB以上必要)
ストレージ 25GB SSD
料金 24円/日 660円/月(2024.1.29時点)
操作コンピューター:iMac 2017年モデル
Minecraftバージョン:1.20.4(2024.1.29時点の最新バージョン)

実施要領

ユーザーはrootで実施しました。
アップデートとアップグレードを実施する。

apt update
apt upgrade

Javaがインストールされているか確認する。

java --version

インストールされていなければ、以下のコマンドでjavaとscreenをインストールする。(Ubuntu22.04LTSにはjavaはインストールされていない)

apt install openjdk-19-jre-headless screen

javaがインストールされたか確認する。

java --version

minecraftディレクトリを新規作成する。

mkdir /root/minecraft

作成したminecraftトディレクトリに移動する

cd /root/minecraft

minecraft本体のダウンロード
Minecraft本体ダウンロード・公式
https://www.minecraft.net/ja-jp/download/server?_fsi=k0kZLT20&_fsi=k0kZLT20

wget https://piston-data.mojang.com/v1/objects/8dd1a28015f51b1803213892b50b7b4fc76e594d/server.jar

server.jarファイルがダウンロードされるので、一旦起動する。

java -jar server.jar --nogui

すると同じminecraftディレクトリ内にeula.txtファイルが作成されて停止するので、この内容を書き換える。

vi eula.txt

eula=falseの箇所を以下のように書き換える

eula=true

これは、利用規約に同意するという意味である。
server.jarファイルと同じminecraftディレクトリ内にserver.jarを起動するrun.shシェルスクリプトを新規作成する。

vi /root/minecraft/run.sh

以下の内容を記述して保存する

#!/bin/sh
cd /root/minecraft
/usr/bin/java -Xmx2G -jar /root/minecraft/server.jar --nogui

上記で、-Xmx2Gは最大メモリが2GBであることを示しています。
--noguiはGUIを使用しないことを意味しています。
screenを使用して、run.shを起動します。

screen ./run.sh

元のコンソール画面に戻るには、
Ctrlキーを押しながらaを押して、次いでdを押す。
最後に再起動時に自動的にrun.shを実行するようにcrontabに記述する。

crontab -e

以下をcrontabに追加・保存する。

@reboot /root/minecraft/run.sh

crontabに正しく記載されているか、確認する。

crontab -l

異常なければ以上で終了です。お疲れ様でした。

結 言

今回は、VPSを使用して、Minecraftサーバー(バニラ・MODなし)を構築する方法について記述しました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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