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JobScheduler 1.10新機能:JOEのダイアグラム表示

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JobSchedulerについて

JobSchedulerは独SOS社(Software- und Organisations-Service GmbH)によって開発されている、ジョブ管理システムです。

JobSchedulerの主な特徴は、下記となります。


  • オープンソース(GNU Public License V.2)


    • Linux/Windows版は、無料で使用可能。

    • サポートライセンスを購入すれば、ユニバーサル・エージェントの利用に加えて、障害対応、バグフィックス/ワークアラウンドの提供、新機能の早期提供、チケットシステム(OTRS)、JIRAの利用が提供される。



  • プログラマブル


    • ジョブの中で、Java, Perl, JavaScript, VBScript, Powershell, javax.scriptの内部APIを使ったロジックを記述可能

    • 外部API(XML形式)によりRESTまたはコマンドラインからジョブの実行制御、実行状況の取得が可能



  • エンタープライズ・グレード


    • ファイル転送やログローテンション等豊富なテンプレート機能

    • リモートジョブ実行、冗長化機能、ロードバランス、外部認証等、エンタープライズ向け大規模システム対応

    • JasperReport(ジョブ実行レポート)やZabbix/Nagios(ジョブ実行監視)との連携機能

    • MySQLの他、PostgreSQL, Oracle, DB2, MS SQL Server, Firebirdに対応



  • 豊富な導入実績

詳細な情報については、以下をご覧下さい。


JOE V.1.10でのダイアグラム表示

JOE (Job Object Editor)は、JobSchedulerのジョブ定義(XMLファイル)を生成するデスクトップ(スタンドアローン)プログラムです。

最新版のV.1.10から、下記のようなジョブチェーンのフローダイアグラムが表示できるようになりました。

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https://kb.sos-berlin.com/display/PKB/Howto+enabling+Job+Diagram+viewer+in+JOE

この機能はGraphvizというオープンソースのグラフ描画ツールを使っていますので、追加インストールが必要です。


Graphvizのインストール

まず下記ダウンロードリンクから、プラットフォームを選択し必要なパッケージをダウンロードします。

http://www.graphviz.org/Download..php

以下、Windows7 64bit環境での例となります。

Windows版のGraphvizの最新版は、2015/12月現在V.2.38でしたので、graphviz-2.38.msiをダウンロードし、起動します。

普通にインストールした後、スタートメニューにGraphvizのフォルダができ、gvedit.exeというGUIツールが使えるようになりますが、JOEではこれは使いません。

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パスの設定と動作確認

JOEからGraphvizを呼び出せるように、システム環境変数としてのPathを設定します。

スタート→コンピューター→コンピューターを右クリック→プロパティ→システムの詳細設定を順にたどるか、コントロールパネル→システムとセキュリティ→システム→システムの詳細設定を順にたどって、システムのプロパティを表示し、環境変数ボタンをクリック、システム環境変数のリストボックスの中からPathの行を選択して、編集ボタンをクリックします。

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Graphvizのインストールパス(C:\Program Files (x86)\Graphviz2.38\bin)を追加し、OKをクリックして保存します。

最後に、コマンドプロンプトを開き、

>dot -?

と入力して、ヘルプメッセージが表示されたら完了です。


表示

あとは、普通にJOEを起動し、ジョブチェーンを選択すると下記のようにダイアグラムが表示されます。

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