Neuron Pro を導入して Unity への組み込みを進める中で調べたこと。
目次
コンパスキャリブレーション
最大の難関。とにかく難しくて、テストのたびに小一時間ずーっとやってても成功しなかったので、本家 NOITOM のサポートに連絡。
結果、いちばん肝心なのは、
- ケースを回転させるときは水平軸をしっかりと安定させ、上下には動かさないようにする。
- キャリブレーション中はプログレスバーが100%になるまで、常にケースを動かし続ける。
とのこと。
2 は特に注意。ビデオの最後でインストラクターが机に充電ケースを置くけど、置いてはダメ。
最後にやっていたケースを回転させながら左右に移動させる動きを、ウインドウが閉じるまで続ける。
慣れてきて各アクションをビデオより先にこなして、次のアクションまで充電ケースを動かさず待っている、というのもダメ。
キャリブレーションはビデオと全く同じ動きにする必要はなく、無理のないスピードで同じ方向に、軸をブレさせることなく動かし続けることが重要。
キャリブレーション成功
上手くキャリブレーションさえできれば、Neuron Pro を1時間ぐらいつけっぱなしで PC 作業とかしてもらった後でも、姿勢は大きく崩れくことなく撮れる。
Neuron Pro 1時間ぐらい着けてもらったままの状態
— サトー (@sator_imaging) 2019年3月14日
ぐるっと3mぐらい回って元に位置に戻ってくるとズレるけど、姿勢は維持
たまに起きてるカクツキは、フロアコンタクトをオフにしたら無くなりそう
ドリフト防止のために、腰の絶対位置だけは別の入力装置から取ってくる算段。 pic.twitter.com/F3Mxjqwldp
キャリブレーションはもう諦めてとりあえず! でやっていた時に起きた、お辞儀をしたら腰が斜めに曲がったり、腕がお辞儀とともに体にめり込んでいく、という事もなくなる。
収録環境の影響度合
磁気の影響を受けて~~ と聞いていたけどほぼ気にならない。(新オフィスが良かったのかも)
LED 60 インチの大型ディスプレイに近寄ったり、Vive のコントローラーを持ったり、マイクを着けたりしても問題なし。
Vive の Base Station が動いてるエリアに入っていっても問題ない。
スマホもフライトモードにしたり、はしなくても大丈夫。(だけどした方が良い)
演者の負担はだいぶ減る。頭のリグがかなり軽くなる&締め付けが弱くてもズレなくなる。
ダンスの収録テストは、これから。
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