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rebase したらちょっと前に入れた修正が巻き戻ってた

Last updated at Posted at 2022-06-25

先に結論(という名の戒め)

  • こまめにローカルブランチとリモートブランチを同期しましょう
  • 特に、PR/MR の suggested changes を適用した時は必ずその修正をローカルに反映しましょう
  • force push歴史の改変なのだということを強く意識しましょう

事の発端

〜とある MR1 のレビュー中〜

私「そろそろこの MR も終わりに近づいてきたなあ。他の人の MR がマージされて develop ブランチが先に進んだようだし、develop ブランチのコミットを取り込むか」

私「コミットの履歴は1本にしたいし、rebase でやろう。git fetch でリモートの状態を手元に取り込んで、git rebase origin/develop っと。」

私「お、コンフリクトした。いい感じに修正して・・・このままだと push で弾かれるから、git push origin branch1 -f でリモートに反映!」

私「@レビュワーのみなさま develop ブランチの修正を取り込み、コンフリクトを解消しました。ご確認お願いします :smile:

〜〜その後しばらくして〜〜
image.png
私「は・・・?」

私「色々と戻ってる・・・???そんなはずは・・・」

私(コードを確認)

私「ほんとに戻っちゃってる・・・・:cry: なんで・・・???」

時系列の整理

  1. 私、MR を出す
  2. いくつか修正コメントをいただいたので修正して push
  3. suggested change に書くには多すぎる量の修正提案があったので、レビュワーが修正案を別の MR として作成
    • このとき、作成いただいた MR のマージ先ブランチは元の MR の source branch
  4. レビュワーが作成した MR をマージ
  5. この間に、別のメンバーが進めていた MR が develop ブランチにマージされる
  6. git fetch して最新の状態をローカルに取得後、git rebase origin/develop で別メンバーの修正を自分のブランチに取り込み
  7. コンフリクトしていたのでローカルで修正
  8. git push -f でリモートに反映
  9. レビュワーからのコメントで巻き戻りに気づく

何が悪かったのか??

やらかしの原因は、ここ。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
git fetch して最新の状態をローカルに取得後、git rebase origin/develop でマージされた修正を自分のブランチに取り込み
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑

もうちょっと詳しく

時系列 1〜4 の時点で、私のローカルの作業ブランチは MR の source branch(= ローカルの作業ブランチをリモートに push したもの)よりも遅れている状態になっていました。

その後、時系列 5〜7 で MR の source branch(= ローカルの作業ブランチをリモートに push したもの)に入った修正をローカルの作業ブランチに取り込まないまま、作業ブランチを force push してしまった ために、MR 上で修正が巻き戻った状態になってしまいました。

本当はどうすべきだった?

時系列 4 の後すぐに、MR の source branch の修正をローカルの作業ブランチに取り込むべきでした。

結論という名の戒め、再掲

  • こまめにローカルブランチとリモートブランチを同期しましょう
  • 特に、PR/MR の suggested changes を適用した時は必ずその修正をローカルに反映しましょう
  • force push歴史の改変なのだということを強く意識しましょう
    • force push に慣れちゃうとなんかあったら脳死で -f つけちゃうの、ほんと良くない
  1. 現在関わっているプロジェクトでは GitLab を利用しています。MR = Merge Request です。GitHub の PR(Pull Request)とほぼ同じです。

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