Azure App Service Static Web Apps がプレビューされました。
クライアントサイトプログラマーにとっては、よりAzureのサービスが利用しやすい環境となると思います。また、サーバーサイドのプログラマーも、別で環境を準備しなくてもよくなるので、環境としてはよりシンプルになる事が期待できます。
Full stackのJavaScripterに最適
最近はクライアント側をSPAとして開発し、サーバー側はSPAが必要とする情報を提供するAPIとして構成するというイメージが強くなってきましたが、今回プレビューとして公開されたStatic Web Appsでは、1つの環境でその両方が実現できるものになっているようです。
そして、Azure App Serviceでは、Node.jsを使用したサーバー側の実装も提供できるようになっています。
この場合、エンジニアはJavaScriptがあれば、クライアント/サーバー両方のプログラムを開発する事が出来るので、非常に有利ですね。
1つのリポジトリ整合性のとれたCI/CD環境が実現
1つのWebApps で、静的コンテンツからAPIを利用して実現するSPA用のクライアントと、APIを提供するサーバーの両方が提供される環境なので、1つのリポジトリで管理する事ができ、かつCI/CDのpipelineを組むことで、1回で整合性のとれた統合/デプロイが可能となります。
今まで、別々のリポジトリで管理しなければならなかったクライアントコードとサーバーサイドのコードが1リポジトリで管理できるというメリットは大きいです。なぜならそれぞれ別々で管理している場合、整合性が取れなくなる可能性がありましたが、そのリスクが大きく削減できるからです。
詳細は以下のリンクからどうぞ。