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VirtualBoxを使って、windows11にRaspberry Piの仮想環境を構築する

Last updated at Posted at 2024-11-18

はじめに

今回初めてRaspberry Piを触るにあたって、windows11上に仮想環境を構築することにしました。
その際かなり詰まってしまったので、私なりにどうやって環境構築をしたのかを残そうと思います。
私自身IT初心者ですし、この記事も初心者向けです。
記事作成も初めてになるのでお手柔らかに。
今回はVirtualBoxを使っての構築になります。

参考元サイト

https://www.sukimalog.com/archives/37065552.html
https://www.kkaneko.jp/cc/virtualbox/clientraspdesktop.html

1.VirtualBoxのインストール

▼以下のリンクからVirtualBoxをインストールします。
https://www.oracle.com/jp/virtualization/technologies/vm/downloads/virtualbox-downloads.html

64bitのWindows Installerをクリック
ダウンロードされたら実行してインストールしてください。

2.Raspberry PiのISOファイルをダウンロード

▼以下のリンクのISOファイルをダウンロードします。
https://www.raspberrypi.com/software/raspberry-pi-desktop/

少しスクロールしてもらうとDownloadボタンがあるのでクリック
ファイルの保存場所はデフォルトの「ダウンロード」で大丈夫です。

3.仮想環境の構築

環境構築に入っていきます。

VirtualBoxを起動してください。
起動出来たら新規をクリックします。
この画像のRaspberryPiは無視してください。(先に作成したものなので)

VirtualBox1.png

以下のように入力します。

  • 名前:任意の名前(RaspberryPi等)
  • フォルダー:任意の場所(デフォルトでok)
  • ISO イメージ:絶対に選択しない
  • エディション:空白
  • タイプ:Linux
  • バージョン:Debian 64

出来たら次へをクリック
VirtualBox2.png

デフォルトで大丈夫です。
次へ

VirtualBox3.png

ストレージは少なすぎると駄目みたいです。
私の場合、デフォルトの20GBで問題なくできました。

VirtualBox4.png

最終確認です。
このようになっていれば大丈夫です。

VirtualBox5.png

完了をクリックして終わり

4.仮想環境を起動する

RaspberryPiのインストール

ここから作成した仮想環境にRaspberryPiを導入していきます。
作成した仮想環境を選択して起動をクリック

VirtualBox6.png

このような表示が出ます。

VirtualBox7.png

これは仮想環境の作成時にイメージファイルを選択していなかったから出ているので、ダウンロードしておいたISOイメージファイルを選択します。
手順通りであればダウンロードにISOファイルがあるはずです。

VirtualBox8.png

マウントとブートのリトライをクリックします。
この画面になればokです。

VirtualBox9.png

RaspberryPiのセットアップ

ここからRaspberryPiのセットアップになります。
ロードが多いので、時間があるときや通信環境が良いところで進めることをおすすめします。

矢印キーとEnterキーで操作できるので、Graphical installを選択してください。

VirtualBox10.png

この画面が出ればok

VirtualBox11.png

言語選択

Japaneseを選択してContinueをクリック

VirtualBox12.png

読み込みが始まります。

パーティションの設定

ここから4つほど選択させられますが、すべて既定のままで大丈夫です。
画像だけ置いておきます。

VirtualBox13.png

VirtualBox14.png

VirtualBox15.png

VirtualBox16.png

Yesを選択してContinueをクリック
インストールが始まるので待ちます。

VirtualBox17.png

GRUBブートローダーのインストール

既定で大丈夫です。
continueをクリック

VirtualBox18.png

ここは変更が必要です。

「/dev/sda」を選択します。
continueをクリック

VirtualBox19.png

インストールが始まります。

continueをクリック
また少し待ちます。

VirtualBox20.png

完了!!!

ここからRaspberryPi OSの設定になります。
Nextをクリック

VirtualBox21.png

国を選択

CountryをJapanにすれば他は自動選択されます。

VirtualBox22.png

ユーザーネームとパスワードを入力

お好きに設定してください。
ちなみにパスワードの入力を求められることはそんなにないです。

VirtualBox23.png

ソフトウェアのアップデート

Nextをクリックしてアップデートします。
かなり時間がかかるので気長に待ちます。

VirtualBox24.png

終了!!!

これでRaspberryPi OSのセットアップは終わりです。
OK▶Restartをクリックして再起動して待ちます。
VirtualBox25.png

起動完了

待機していればこのようにRaspberryPiが立ち上がるはずです。

VirtualBox26.png

5.システムの更新

最後の仕上げにシステムの更新をしていきます。
画面左上のアイコンの右端、ターミナルを立ち上げます。

VirtualBox27.png

順番に次のコマンドを実行していきます。
sudo rpi-updateを実行すると途中で「y/N」と聞かれますが、yで進めてください。
sudo apt -y update
sudo apt -yV upgrade
sudo apt -yV full-upgrade
sudo rpi-update
sudo apt -yV autoremove
sudo apt autoclean

諸々のシステムのアップデート、そしていらなくなったものの削除をしてくれます。

6.終わり!

以上で環境構築終了です。
お疲れさまでした。

7.追記

便利機能を見つけたので共有します。
おそらくラズパイの画面が小さくて見づらいことかと思います。

xrandr -s 1024x768

このコマンドで画面サイズを変更することが出来ます。
数字の間のばつはアルファベットのエックスです。

限定公開でPython3.9.4導入までの記事を書きました。
https://qiita.com/satokyo37/private/09adeaaf375ec0fa6719

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