はじめに
エンジニアで失業し、雇用保険(失業保険)を受給して就活をしたい人向けの情報です。
資格をとろう
失業中に資格を取りましょう。
理由その1:求職活動実績となる
雇用保険の受給が決まったら、4週間に1回、決められた認定日にハローワークに行きます。その際、前の認定日から次の認定日まで、「求職活動」を2回していなければなりません。(初回認定日は1回)ちゃんと就職する気があるよということを示さないと、雇用保険は貰えないのです。
この求職活動とは、応募、窓口相談、ハローワーク主催のセミナーや合同会社説明会などの他に、資格試験の受験も対象になります。
以下はハローワークのサイトからの引用です。
求職活動の範囲(主なもの)は、次のとおりであり、単なる、ハローワーク、新聞、インターネットなどでの求人情報の閲覧、単なる知人への紹介依頼だけでは、この求職活動の範囲には含まれません。
- 求人への応募
- ハローワークが行う、職業相談、職業紹介等を受けたこと、各種講習、セミナーの受講など
- 許可・届出のある民間機関(民間職業紹介機関、労働者派遣機関)が行う、職業相談、職業紹介等を受けたこと、1. 求職活動方法等を指導するセミナー等の受講など
- 公的機関等((独)高齢・障害・求職者雇用支援機構、地方自治体、求人情報提供会社、新聞社等)が実施する職業相談等を受けたこと、各種講習・セミナー、個別相談ができる企業説明会等の受講、参加など
- 再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験
この5番にあるように、再就職に役立つような資格試験の受験が求職活動となります。
離職理由もいろいろで、就活に積極的になれない気分の人もいるでしょう。ならば、とりあえず資格を目指して勉強するのはいいと思います。
理由その2:履歴書に書ける
当たり前ですが履歴書に書ける項目が増えると就活に有利ですし、勉強して自分の価値を上げる努力しました!と、やる気とのびしろをアピールできます。
理由その3:やることがあると生活に張りが出る
無職になると、朝早く起きなくてもいいし、土日祝も関係ないので夜更かしもし放題。なにをするでもなく、だらだらとSNSに脳内を垂れ流してつい時間が過ぎてしまうことも。
しかし、資格試験の勉強をしなければ!と思うと、とりあえず「やらなきゃいけないことがある」ので、生活に張りが出ます。
わたしはなぜか無職なのに「一日ヒマ」と思ったことがありません。おかしい。(遊ぶ予定も詰め込んでいるからですが…)
しっかり頭を働かせて勉強するためには、食事もちゃんと摂って散歩などして程々に体も動かし、健康でいましょう。
理由その4:自己肯定感を保てる
失業中はネガティブになりがちです。自分がダメだからこんな状況に…と思ってしまうかもしれません。
でも、資格に挑戦して合格したら自己肯定感が爆上がりです。
「自分、がんばったよ!」というじんわりした嬉しさが、次の行動への原動力です。
おわりに
こんなことを書きましたが、試験勉強というものは自己肯定感が下がり、もうダメなのでは…無理なのでは…と思うことも何度もあります。
でも仕事しながら勉強するよりはずっと楽です。
せっかくなのでこの期間を有意義に使いましょう。
一緒にがんばりましょう!