はじめに
Postmanを使ってStravaのAPIを叩き、アクティビティ情報を取得するまでの流れを説明する記事です
以前、StravaのAPIにアクセスしてアカウント情報を取得するの記事で、StravaのAPIをたたくまでの一連の流れを説明しました。
ただ、使う際にいちいちソースコード書いたりすることが面倒に感じ、今回Postmanを使ったお手軽API体験をしたので記事に残します。
Postmanとは
Postman.com
気軽にAPIを叩ける超便利ツールです。
今回初めて使ったのですが、思った以上に便利で簡単に使えました。
Stravaとは
参照:
StravaのAPIにアクセスしてアカウント情報を取得する
本題
~Stravaへのアプリ登録まで
参照:
StravaのAPIにアクセスしてアカウント情報を取得する
AccessToken取得
stravaにアプリを登録すると以下の情報が与えられます。
- クライアントid
- クライアントシークレット
- アクセスToken
そもそもこの与えられたアクセスTokenを使えば簡単にWebAPIを叩けるのですが、アクセス範囲が範囲:読み取りで固定となっています。
そのため簡単なアスリート情報などは取得できるのですが、アクティビティ情報などは見ることができません。
アクティビティを参照するためにはactivity:readのスコープにおけるアクセスTokenが必要となるので、
このアクセスTokenをPostmanを利用して取得していきたいと思います。
PostmanによるアクセスToken取得
インストール部分は省略します
- ユーザー登録?を求められますが特に登録は必要ないです。
- とりあえず使いたい場合でも、Collectionの作成、Requestの登録を行わなくちゃいけないのが少しわかりづらかった。
- これまで使ってたAdvanced REST Clientはそういうのなかったので
リクエスト作成
新規にRequestを作成したらAuthorizationのタブを選択し
TYPEをOAuth2.0とし、Get New Access Tokenのボタンを押します。
すると、AccessTokenを取得するために必要なパラメータが求められるので
アプリ登録時に与えられた以下の情報を入力していきます。
- クライアントid
- クライアントシークレット
ちなみにAuthURLや、AccessTokenURLなどに関しては公式ドキュメントに記載がありました。
また、Scopeに関しては自分が取得したい情報に合わせて設定します。
今回はアクティビティ情報を取得したいのでactivity:readとしました。
入力が完了したら、Request Tokenを押します。
そうするとPostman上でStravaへのサインインが求められるかと思うのでサインインを行い、認証の承認も行います。
すると、以下のような画面に遷移するかと思うのでUse Tokenを押せば自動でAccessTokenがセットされます。
WebAPIの利用
ここまでこればあとはURLを叩くだけです。
- Postmanの[Get]となっている部分に利用したいAPIのURLを記入
- 必要となるパラメータを追加
- Sendボタンを押す
を行えば完了です。
無事Activity情報を取得できました。
最後に
Postmanを利用すれば簡単にWebAPIを利用することができました。
気軽にWebAPIを叩いて個人開発に活かしていきたいですね。
また、StravaのWebAPIのDocumentは個人的に少しわかりづらかったので
この記事で少しでも気軽に使えるようになってもらえればと思います。