Log4j2を使用している場合、ファイル名に時分秒を含めるためには、Log4j2の設定ファイルを調整する必要があります。以下はLog4j2の設定ファイルを使用した方法です。
- Log4j2の設定ファイルを作成または編集します。通常、Log4j2の設定ファイルはXMLまたはプロパティ形式で提供されます。以下の例は、XML形式の設定ファイルを示しています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Configuration status="WARN">
<Appenders>
<RollingFile name="FILE" fileName="logs/application.log" filePattern="logs/application-%d{yyyyMMdd-HHmmss}.log">
<PatternLayout pattern="%d{yyyyMMdd-HHmmss} %c{1} - %m%n" />
<Policies>
<SizeBasedTriggeringPolicy size="1 MB" />
</Policies>
<DefaultRolloverStrategy max="5" />
</RollingFile>
</Appenders>
<Loggers>
<Root level="info">
<AppenderRef ref="FILE" />
</Root>
</Loggers>
</Configuration>
-
上記の例では、
filePattern
属性を使用してファイル名のパターンを指定しています。%d{yyyyMMdd-HHmmss}
は日付と時刻を含むファイル名のパターンです。また、<PatternLayout>
要素内でログメッセージのフォーマットを指定します。 -
設定ファイルで定義したAppender(ログの出力先)の設定に、ファイル名パターンが含まれています。この例では
<RollingFile name="FILE" fileName="logs/application.log" filePattern="logs/application-%d{yyyyMMdd-HHmmss}.log">
でファイル名を指定しています。 -
この設定ファイルをアプリケーションに読み込むようにコードを設定し、Log4j2を初期化します。これにより、ログメッセージは指定されたフォーマットのファイル名で保存されます。
これでLog4j2を使用してファイル名に時分秒を含めることができます。ログファイルは新しいファイル名でローテートされ、必要に応じて古いログファイルを保持できます。設定ファイルをアプリケーションの要件に合わせてカスタマイズすることができます。