asustorのNASにはappcentralというアプリケーションでsubversionいれたのはいいんですが、設定がめんどうだったので放置してました。
で、NAS学校みたいな名前のページがあって、そこでおおざっぱな設定はできるんですが、これがまたなかなかいい加減なので、メモを作りました。
https://www.asustor.com/online/College_topic?topic=244&lan=jpn
前準備
subversionはappcentralからインストールします。
更新などがあったときもappcentralからできます。
次にsshでログインできるようにします。
これはサービス→ターミナルで、SSHを有効にすればOKです。
ログインはsshが使えるクライアントで行います。
コマンドラインがめんどうな人は、ここで終わりです。
リポジトリ用ディレクトリを作る
sshでログインしたら、次にリポジトリを作りたい場所に移動します。
今回は、volume1しか作ってないところなんで、/volume1/の下にsvnを作りました。(/volume1/svn)
次にsvnadmin create でリポジトリを作ります。
svnadmin create /volume1/svn/repos
svnの設定
この辺は、svn conf とかで検索すると結構いろんなサイトが(qiitaも含め)出てくるので、設定してください。
svn起動
svnserveを使う方法しか書いてないので、これを使います。
svnserve -d -r /volume1/svn/repos
S99svnserve.shなんかを作る場合は、
#!/usr/bin/sh svnserve -d -r /volume1/svn/repos
これでいいと思います。
.shはあってもなくてもいいですが、asustorの例ではついてます。
ファイル内の#!のあとに/bin/shと書かれていて、実行権限があれば通常は動くと思いますのでまずはシェル上で動作テストをしてみてください。
S99svnserveを実行したあとにps auxでsvnserveがあればうまく起動できています。
ADMバージョン2.6.6.RCF2の環境では、?99svnserveなどを置く場所は
/usr/local/etc/init.d
でないとうまくいきませんでした。
/usr/localはvolume1の特殊ディレクトリへのシンボリックリンクでした。
アクセス
svn://[ipアドレスなど]/
で、リポジトリのルートにアクセスできるので、ディレクトリを作るなりおもむろになんかコミットすればいいと思います。
tortoisesvnでは、リポジトリブラウザからディレクトリ作れます。
ファイルコピーでエラーが出てロックされてるとき
svnsyncでのロックはsvn:svn-lock
svnrdumpでのロックはsvn:rdump-lock
をそれぞれ propdel のパラメータに設定する
一旦全部終わって、差分でバックアップを取るときは --incremental
ローカルリポジトリを再配置したときにUUIDエラーがでる
http://junko.hatenablog.com/entry/2013/02/22/215532
こちらのサイトの「本体svnのuuidとバックアップ先のuuidをそろえる」という項目の作業が必要
これで、uuidのファイルをコピーしろとかいう大丈夫か?と思うような作業はしなくても大丈夫そう。