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AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナル試験を2回受けて気づいたこと

Last updated at Posted at 2018-09-18

これから書くこと

2018年9月に初めてAWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナル試験に合格しました。
察しの良い方は気付いたと思いますが、つまり、一度落ちています。

1回目の試験結果

総合成績: 63%

分野別の成績 :
1.0  High Availability and Business Continuity: 66%
2.0  Costing: 100%
3.0  Deployment Management: 87%
4.0  Network Design: 75%
5.0  Data Storage: 66%
6.0  Security: 56%
7.0  Scalability & Elasticity: 53%
8.0  Cloud Migration & Hybrid Architecture: 28%

2回目の試験結果

総合成績: 82%

分野別の成績 :
1.0  High Availability and Business Continuity: 83%
2.0  Costing: 100%
3.0  Deployment Management: 100%
4.0  Network Design: 87%
5.0  Data Storage: 91%
6.0  Security: 75%
7.0  Scalability & Elasticity: 76%
8.0  Cloud Migration & Hybrid Architecture: 57%

1回目の受験結果でわかった弱い部分を重点的に学習したというのも、もちろんあるのですが、
2回受けたからこそわかったことを別な視点から
これから受験する方の参考になればと思いまとめてみました。

前提のAWSスキル

これまでのAWS経験ですが、
サーバーレス案件とプロトタイプ案件が1〜2件程度です。
業務での経験はほとんどありませんが、興味があり個人的にいじっていたという感じです。
2018年7月にAWSソリューションアーキテクトアソシエイトは合格しています。

問題文の日本語の完成度にムラがある

合格者の方のブログなり見ていると、
日本語がやばいという方と、まともな日本語だったという方と意見が分かれているようです。

実際のところ、2回受けた私の感想として、
模擬試験の問題文と比較して、最初の試験はGoodな日本語でしたが、
2回目に受けた試験は機械翻訳?と思うほど読むのが辛くなるものでした。(フォントもやばいやつでした)
つまり、どちらに当たるか運次第ということです。

ここは、AWSジャパンの方に頑張っていただいて日本語のクオリティを上げていただきたいですね。
ちなみに、模擬試験の日本語もなかなかに読み辛いということをお伝えしておきます。

同じような問題が出る

サンプル問題や模擬試験と同じような問題(全く同じ??)が本試験でも出てきました。
また、本試験も1回目と2回目で重複する問題が出ていたように思います。
つまり、本試験を受ければ受けるほど、早く問題(の日本語)を理解することができます。

プロフェッショナルの問題はかなりの長文なので、早く理解することで
気持ちに余裕が生まれ、有利にすすめていくことができると思います。

実際、1回目の試験は170分ギリギリまでかかりましたが、
2回目の受験では70分程度で試験を終えることができました。

出題範囲

出題範囲は公表されていません。というかAWSのサービス全てです。以上!

とはいえ、そこは模擬と2回の本試験を受けて
ある程度つかめた傾向を以下に記載していきます。

以下のサービスの理解は必須

コスト効率や可用性、耐障害性に合わせてストレージクラスやRDSの構成を選択する問題や、
セキュリティ要件に合わせてVPCの構成を選択させる問題がよく出ます。

  • S3のストレージクラスの違い(RRS、低頻度アクセス、Glacier)
  • RDSのマルチAZとリードレプリカの違い
  • VPC、サブネット
  • IAM

よく出てきたサービス

オンプレとVPCを接続してハイブリッドな構成、または、オンプレからAWSへ移行する問題や、
SQSで耐障害性、低コスト構成を選択させる問題もよく出ますので
このあたりも抑えておかないと合格は厳しいと思いました。

  • DirectConnect
  • VPN
  • SQS
  • Kinesis
  • CloudFront
  • STS(WEBフェデレーション、オンプレADあたりと絡んで出てくる)
  • Route53

その他

  • WAFはAWSマネージドのWAFだけではなく、EC2でWAFサンドイッチパターンとかもあります。
  • NATもNATゲートウェイだけとは限りません。
  • ENIのことは覚えておくのがお得です。多分。

模擬試験は必ず受けましょう

40問で税別4,000円は高いと思うかもしれませんが、
問題(の日本語)に慣れるためにも受けることを強くおすすめします。
ちなみに、模擬試験も2回受けましたが同じ問題でした。(悲しい)

試験会場について

他の受験者様の情報から判断して、歌舞伎座タワーを選択していたのですが、
これは正解だと思っています。

アソシエイトから数えてこれまで3回利用していますが、
カメラで監視されることもなく、静かで快適に試験を受けられます。
ちなみに、試験後回収されますが筆記用具ももらえます。

参考にすると良いサイト

学習方法は多くの合格者の方が詳しく書かれているので、
そちらを読んでいただくとして
ここでは、私が参考にしたサイトのみ記載します。

これは必見。「AWSサービス別資料」
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/

次は海外のサイトですが、情報が体系的にまとまっていてとても参考になるサイトです。
こちらも合格者の方がよく参考にしているようですが納得です。

Jayendra's Blog
http://jayendrapatil.com/

まとめ

私は、1度目の不合格から3週間程度で2度目を受験しました。
一度落ちると気落ちしますが、さっさと気持ちを切り替えて
感覚が残っている間に次の受験をしたことが良かったのかもしれません。

今までなんとなく使ってたAWSのサービスも、試験勉強を通じてより理解が深まると思いますので
これからはAWSだよねって方は受験されてみるのはいかがでしょうか。

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