前回の内容で最低限のサーバーを作成する際に用いるAWSのサービスについてメモしました。
今回はもう少しやることの幅を広げるときに使うサービスについて書いていきます。
1. ELB(ElasticLoadBalancing)
- EC2インスタンス用のロードバランサーで、サーバーへのアクセスを自動的に複数のインスタンスへ分散させる負荷分散装置。
- インスタンスへのヘルスチェックを指定でき、サーバー状態によって接続/切断の判断もしてくれる。
- このELB自体の管理や維持、スケールは抽象化されているため、容量の増減などは自動でやってくれる。
- 複数のAZ(AvailabitiltyZone)を跨ぐことも、単一に設定することも可能。
- スティッキーセッションという機能を使えば、同じユーザーからのリクエストを分散させず、同じインスタンスに送るようにもできる。
2. RDS(RelationalDatabaseService)
- 運用やスケーリングが簡単なデータベースを提供するサービス。
- 複数AZで冗長化することが可能。
- 自動バックアップ機能があり、最大35日前まで分単位で指定できる。
- 自動バックアップ機能は手動と組み合わせることで35日以上前のものもバックアップできるようにできる
- ストレージ容量の追加/スケールアップ・ダウンが簡単にできる(再起動が必要)
- "MySQL"、"Oracle"、"Microsoft SQL Server"、"PostgreSQL"、"Amazon Aurora(※1)"から選択できる。
- "Oracle"や"Microsoft SQL Server"で必要なライセンスの取得は不要。
※1 最近できた新しいRDS。現在プレビュー段階。詳細は、、、そのうち書くかも。⇒ せめてリンクくらいは。
おわり
間違っていたらごめんなさい。
勉強中の身ですので指摘などは大歓迎です。
次回はS3やDynamoといったもう少しAWSに特化した内容にしたいと思います。