はじめに
はじめてのアドベントカレンダー Advent Calendar 2024の20日目の記事になります。
※元ポストでは「ネットワークエンジニアとして」を紹介してますが、既に以下の記事で紹介しているので、本記事では別のサイトをご紹介します。
ある時、PMがふと溢していたのですが、別プロジェクトのアプリエンジニアがインフラのことを全く分かっていなくて困っているらしく、詳しく聞いてみると
- ローカルの開発環境立ち上げた時のエラーが分からない
- クラウドに頼りすぎてL2、L3レベルの知識が欠落している
- 「アプリ開発できればいいでしょ」と高を括っている
これは私がクラウドエンジニアとして、他のクラウドエンジニアと接しているときにも実感しています。
L2/L3レイヤーの知識がとにかく欠落しているのです。
確かにコンソールを操作すればネットワークだろうが、VMだろうが何でも出来上がってしまうので、普段気にすることないんですよね。
ただ、基本情報に出題されるレベルの知識がないと、今後のエンジニア人生における活躍の場が著しく制限されてしまうだろうな、とも思います。
クラウドに頼りっきりではないエンジニアになれば、こういうミスも防げるようになると思います。
1. 基礎から学ぶ!Hyper-V仮想化入門
Hyper-vの設定方法を通して、クラウドを支える仮想化技術に詳しくなれます。EC2やAzure VMのデプロイ中にVM、vSwitch、vNICが物理の基盤上で立ち上がる様子をイメージ出来るようになるまで読み込み推奨です。
2. A Virtual Switch Platform for Host SDN in the Public Cloud
無料で使える仮想ネットワーク、それを支えるL2/L3レイヤーの技術をAzureのテックリードが解説している論文です。英語のホワイトペーパーなので英語の学習もできて一石二鳥です。
3. Azure のネットワークがさっぱり分からん
Azureが持つ莫大なスケールの物理ネットワークの全体像、アーキテクチャから実際にAzure VNet内でのVM同士の通信がオーバーレイ⇔アンダーレイでどのように実現されているかが、下記のような図示で解説されています。
クラウドが使える=即戦力はもちろんですが、クラウドを支える技術を身につけて、もう一歩踏み込めるエンジニアを目指しましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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