Pythonの特徴
Pythonは他の言語に比べて、記述量が少ないのが特徴。
以下は、JavaScriptとPythonの記述の比較。
JavaScriptの場合
let age = 18; // 年齢
if( age < 20 )
{
// 未成年の場合
console.log("ジュースで乾杯!");
}
else
{
// 成年の場合
console.log("お酒で乾杯!");
}
Pythonの場合
age = 18 # 年齢
if age < 20:
# 未成年の場合
print("ジュースで乾杯!")
else:
# 成年の場合
print("お酒で乾杯!")
どちらも実行結果は、
ジュースで乾杯!
となる。
Pythonの書き方
Pythonの基本的なルールは以下。
- 文の最後にセミコロン(;)は不要
- 中かっこ{}で囲わず、インデントする
- コメントにはシャープ(#)、複数行コメントはシングルクォーテーション3つ(''')もしくはダブルクォーテーション3つ(”””)を使う
セミコロン(;)は不要
Pythonのコードは一行単位で意味を持ち、処理と処理の区切りに 「改行」 を用いることで、処理の区切りであることを判断する。
中かっこ{}で囲わず、インデントする
Pythonの文法で特に独特なのは、処理のまとまりを表現するときに 「インデント」 を用いる。
インデントの単位はスペース4つが推奨されている。
コメントはシャープ(#)またはクォーテーションを使う
コメントとは、書いてあるけれども実行されない行のことで、使い方は行頭に 「#」 を付けるだけ。
サンプルでいうと、
# 未成年の場合
print("ジュースで乾杯!")
となり、「未成年の場合」がコメント化されている。
まとめ
Pythonの書き方の基本ルール
- 文の最後にセミコロン(;)は不要
- 処理のまとまりは中かっこ{}で囲わず、インデントでまとめる
- コメントにはシャープ(#)またはクォーテーションを使う