はじめに
[Udemyで勉強] シリーズです。
前回の記事([Udemyで勉強] Raspberry Piで物体検出!)では、RaspberryPi を購入して、物体認識を行いました。
RaspberryPiをせっかく購入したので、またこれを使って何かをやりたいなぁ……と思っていたところ、こんなコースがUdemyのおすすめに出てきて、今流行りの感染症対策とか、換気に役立つみたいでちょっと興味が惹かれて買ってみました。
説明を見ると、前回購入した RaspberryPi 3B+でも大丈夫とのこと。(動画中では4Bを使ってるとのこと)
あとは、CO2-miniという、CO2センサーが必要らしい……。
プレビュー動画内の解説だと、「CO2-miniはコロナ禍の影響で品薄になっていて、安く買えるAmazonやヨドバシ.comでは売り切れてます」と言われていましたが、Amazonを見てみたら在庫が復活していました。
ということで、これを購入。
動画視聴
動画を視聴すると、最初の方の章は、RaspberryPiの初期設定や、PCとの接続方法が解説されていましたが、前回の別の動画で学習済み&設定済みなので、流し見しました。
RaspberryPiにCO2センサーをUSB接続し、既に用意してあるプログラムを実行するだけで、無事にCO2センサーからの値を読み取ることができました。
それから、CO2センサーで読み取った値をGoogleスプレッドシートに書き込むのですが、その部分は知識が無かったので勉強になりました。
計測
在宅中に自室(10畳ぐらい)で計測してみました。部屋には自分一人だけが在室。(もちろん途中でトイレ行ったり休憩行ったりして部屋出ることもあり)
換気しない場合
窓を全く開けずに換気しなかった場合。
約10分間隔で計測した結果が以下でした。
どんどんCO2濃度が増えていき、15時から18:30までの約3時間半ぐらいで、952から1925ppmまで、1000近く増えました。
睡眠中
また、別の日に、寝る直前に窓を開けて換気して800ぐらいに下げておいて、その後、窓を閉めて、約6時間後に起床後に確認すると、2000近くになっていたこともありました。
換気した場合
窓を開けて換気した場合。基本的にずっと窓開けっ放しで計測。
窓開けてると、CO2は全然増えません!15時から17時までの2時間ぐらいずっと窓を開けていましたが、550~650ppmあたりで推移しています。換気しない場合のように、どんどんCO2濃度が増えていくという現象は起きていません。
(後半グラフがジグザグしているのは、休憩で部屋を出て戻ってきたりしたせいです。また、最後は寒くなって、窓を閉めたのでグラフの最後が跳ね上がっています)
換気したらCO2濃度は増えないことがわかりました。大成功!
……と思ったのですが、いかんせん窓開けっ放しだと寒い!ガンガン室温も下がります!長時間は開けれてられません!
この日(4月27日)の気温が最高15.3℃、最低11.3℃でした。(北海道なので…)
再計測
1ヶ月後の5月20日にまた計測してみました。この日は前回(4/27)よりも暖かかった(最高21.4℃、最低13.8℃)ので、15時~19時までの4時間近く、ずっと窓開けっ放しにできました。
ほとんどの時間で、600ppm以下を維持できています。
まとめ
自室だと1人しかいないので、コロナ感染対策というよりも、眠気対策ですね。
グーグル検索するとCO2-miniを使っての眠気対策の記事がいろいろHITします。
そもそも、どれくらいのCO2濃度に保てば良いのだろう?と、調べていましたが、この記事によると、
1,500ppmくらいで眠くなるという記述も見つけましたが、もっと高い数値を例示している文章もあります。また、人によっても体調によっても異なるようです。
できれば室内は1,000ppm以下に抑えた方がいいのは確かですが、事務所衛生基準規則では5,000ppm以下ですし、1,000ppmを少し超えたくらいでは目くじらを立てるほどではなさそうです。
と書いてありました。
個人的には、2,000ppmまで行くと「確かに眠たくなるな」と感じます。
暖かい季節はずっと窓開けておいても大丈夫だけど、自分の住んでる地域的に、春秋冬の寒い時期は窓開けると部屋も寒くなるから窓開けっ放しにできないので、その時期は夏季と比べて、こまめな換気の重要性は増すなぁと感じました。