業務でterraformを用いてAWSでインフラ構築を行ったので、インストールから実際の構築までまとめたいと思います。
今回はterraformのインストール手順を紹介します。
環境
- macOS Mojave 10.14.5
- MacBook Pro, 13-inch, Early 2015
#terraformのインストール方法
tfenvを使うとインストールとバージョン管理が楽なので今回はtfenvを用いたインストール方法を記載します。
- tfenvのインストール
$ brew install tfenv
- インストール可能なバージョンを確認
$ tfenv list-remote
- terraformのインストール
$ tfenv install 0.12.0 # 上記で確認したバージョンを指定
下記コマンドでバージョンが表示されればインストールは完了しています。
$ terraform --version
Terraform v0.12.0
- AWSのcredentialを設定
AWSでインフラ構築する場合はAWSの認証情報を設定する必要があります。
以下は認証情報の設定方法です。
credentialファイルの作成
mkdir ~/.aws # ~/.awsのフォルダが存在しない場合
touch ~/.aws/credentials
vi ~/.aws/credentials
~/.aws/credentialsにaws_access_key_id
とaws_secret_access_key
を追記
(下記認証情報はIAMでユーザー作成した時に発行されます)
[default]
aws_access_key_id = your_access_key_id
aws_secret_access_key = your_secret_access_key
操作するAWSのリージョンを指定したい場合は~/.aws/configにregion
を指定
[default]
region = ap-northeast-1
実際にterraformでAWSのリソースを操作するためには他にも準備が必要ですが、terraformのインストールはこれにて完了です!
AWSアカウントを複数使い分けたい場合
こちらにアカウントの切り替え方法まとめましたので、参照ください!
direnvを用いてterraformで複数のAWSアカウントを使い分ける方法
https://qiita.com/sasshi_i/items/609044aa106cdcb43a89