はじめに
社会人として働くようになり、今までの自分のセキュリティ意識の低さや知識不足を痛感しています。
自分の身を守るため、所属組織や取引先へ迷惑をかけないためにもセキュリティに関して学ぶべきと感じました。
その手口について知らないと、気づかないうちに取ってはいけない行動をとってしまう可能性があるため、IPAの動画などを参考に学んでいきます。
ブラウザの偽警告について
ネット閲覧中に、「ウイルスに感染しました」等の不安を煽る警告メッセージが表示される「偽警告」というものがあります。
表示される具体的な警告のメッセージには以下のようなものがあります。
- Windowsのセキュリティシステムが破損しています
- パソコンの性能が低下しています
- マルウェアが検出されました
- ディスクの空き容量がありません
また偽警告の中には表示されると同時に「ピー」のような大きな警告音を鳴らすものもあります。突然パソコンから音が鳴るため、偽警告のメッセージに加えて、さらにユーザーを動揺させる要因となっています。
引用元:偽警告とは?仕組みや種類、セキュリティ対策について徹底解説
このようにユーザーの不安を煽り、悪意のあるサイトに誘導したり、ソフトのダウンロードやサポート契約させてきます。
偽警告が表示された際にとるべき行動
落ち着く
まずは、一呼吸して落ち着くことが重要だと思います。
いきなり警告音とともに、アラートが表示されたら普通はびっくりします。
警告音は、PCのボリュー部分を調整することで対応できます。音がなくなるだけでもかなり落ち着いて対応できると思います。
偽警告を閉じる
表示されている偽警告を閉じる。
ただし、表示されている偽警告の閉じるボタン等はクリックせず、ブラウザの閉じるボタン等から閉じる。
偽警告のボタンをクリックしてしまうと、悪意のあるサイトへの移動や、不正ソフトのダウンロードが始まってしまう可能性があるとのこと。
もし、ブラウザがフリーズしてしまい操作ができなくなってしまった場合は以下の方法で強制終了する。
- タスクマネージャーで強制終了(Windowsの場合 Ctrl + Alt + Delete)
- 作業中のウィンドウを閉じる(Alt + F4)
- PCを再起動
もし偽警告記載の番号に電話し、遠隔操作でサポートしてもらってしまった場合
以下のことに取り組む。
- 遠隔操作アプリのアンインストール
- 消費生活センターに相談しサポート契約の解除について相談
- クレジットカード会社に相談
まとめ
今回はブラウザの偽警告について簡単ではあるがまとめました。
いざ実際に遭遇した場合、知らないととってはいけない行動をとってしまう可能性があります。
自分の身を守るためにもセキュリティ知識は身に付けておくと良いと思います。
IPAでは情報セキュリティに関して、色々まとめてくださっているのでぜひ見てみましょう。
以下のサイトでは、小学生~一般、指導者向けにわかりやすい動画でセキュリティについて学べます。