UITabBarControllerを用いて、メニュー処理の実現方法

iOSでは、UITabBarControllerを用いれば、TAB処理を簡単に実現できます。
ただ、TABを用いるのでなく、独自のメニューのUIにてViewの切り替えを行いたい場合などがあると思います。
その場合は、自前でUITabBarControllerのようなものを実装する必要があるかと思いますが、下記手順にてUITabBarControllerの仕組みを利用して、シンプルに実現可能です。

1.通常通り、UITabBarControllerにて画面遷移を実装する。

2.各TabのFirstViewプロパティの「Hide Bottom Bar on Push」をチェックする。
　→TabBarが非表示となります。

3.各Viewにてメニューの表示処理を実装します。
　→NavigationBarなどにModal表示で実装します。

4.メニューの各ボタンが押された場合の処理を実装します。

下記の例では、Modalから呼び出されたViewControllerを取得し（UITabController）、selectedIndexを変更し、ModalViewを閉じています。

- (void)menu2:(id)sender
{
    // 親ViewController(UITabBarController)を取得する
    UITabBarController* parentViewController = (UITabBarController*)[self presentingViewController];
    // TABを変更する
    parentViewController.selectedIndex = 1;
    // メニューを閉じる
    [self dismissViewControllerAnimated:YES completion:nil];
}

上記でUITabbarControllerを用いずに、Tabのような動きが可能になります。

サンプルはgithubからどうぞ
menusample