ロードバランサーの画面で、HTTP 5xxs は増加しているのに、ELB 5xxs は増えていない現象を目の当たりにした。
この2つの違い、というか区別されていたこと自体を認識できていなかったのでちゃんと調べる。
結論
ELB 5xxs = ロードバランサーが返す 5xx
HTTP 5xxs = ターゲットが返す 5XX
ドキュメントを見てみる
5xx で引っ掛けて検索すると2つヒットした。
HTTPCode_ELB_5XX_Count
ロードバランサーが返すステータスコードのようだ。ELB 5xx がこれかな、きっと。
HTTPCode_Target_5XX_Count
こっちはターゲットが返すステータスコード。これが、HTTP 5xxs かな。
CloudWatch メトリクスを見てみる
確認のために、メトリクス名と中身を照らし合わせる。
これにより、それぞれのメトリクスが下記に対応していることが分かった。
CloudWatch メトリクス名 | ロードバランサーのモニタリング画面 |
---|---|
HTTPCode_ELB_5XX_Count | ELB 5xxs |
HTTPCode_Target_5XX_Count | HTTP 5xxs |
まとめ
ロードバランサのモニタリング画面を雰囲気でしか見てなかったので反省。
「HTTP 5xxs」は分かりにくいので、「Target 5xxs」に改名してほしい。