概容
- Windows7 のサポートが切れたので古いPCを ChromeBook 化しようとしたが、少し問題が発生したので備忘録
導入環境
- dynabook SS RX1 RX1/T8A 2007年モデル
準備
- 正確には Chrome OS の オープンソース版の CloudReadyをダウンロードしてインストールする。
- ここからHome EditionをダウンロードしてライブUSBを作成する。
- ここまでは特に問題なく、画面の表示の通り行えば難なくできた。
導入
- PCを起動してBIOSを起動(esc を押しながら電源をON, すぐにF1)
- Boot の優先順位を USB → HDD に切り替え、設定を保存して再起動
- CloudReady が起動するので画面に従って初期設定
- USBからHDDにインストール
- 正常に完了すると自動で電源が切れる。
- ここまでも大きな問題はなかった。
ただし、PCが古いからかほっとくと勝手にスリープし、USBの接続が切れてフリーズすることがあったので注意
導入後
- PCを起動してBIOSを起動(esc を押しながら電源をON, すぐにF1)
- Boot の優先順位を HDD → USB に切り替え、設定を保存して再起動
- USBから起動した時と同様に、CloudReady が起動するので画面に従って再度初期設定
- 導入完了特に問題なくできたと思った。
問題発生!画面の明るさが調整できない(本題)
-
インストール直後は問題なかったが、二回目移行起動すると画面が暗い・・・
画面のバックライトの調整が調整できず、明るさ調整のバーを動かしても全く変わらない。
これでは作業ができない。 -
起動直後の CloudReady のロゴ画面は明るいが、ログイン画面が表示する前にバックライトが消える。
まあ、10年以上前のPCが正常に動く保証なんかないか・・・
対処方法(応急処置1)
- ここで挙がっていたが明るさ調整がうまく機能しないことがあるらしいので以下を実行
- ターミナルから手動で明るさを変更する。
- Chrome を起動して ctl+alt+t
- ターミナルが起動するので
crosh> shell
と入力 - bash が起動するので
$ sudo tee /sys/class/backlight/toshiba/brightness <<< 8
を入力- "toshiba" の部分は機種によって変わるみたいだ。
- 8 の数字も機種によって変わるようだ。
-
$ cat /sys/class/backlight/toshiba/max_brightness
で適切な数値を確認できる。
対処方法(応急処置2)
※ 追記
- D-Sub ケーブルで外部ディスプレイに接続した状態で起動する。こちらは特に設定なしで画面の明るさが維持できる。
まとめ
- 成功すると画面の明るさが変更できた。これで作業ができる。ただし、PCを再起動するとまた戻ってしまうようだ。
まあ、そこは仕方ないか。