M5StackをMacのArduino IDEで使うための環境構築
- 使うもの
- 環境構築
- まとめ
1. 使うもの
- M5Stack
- 開発をするためのMac
2. 環境構築
まず、ここからMac用のドライバをダウンロードします。
ダウンロードしたものを解凍すると、以下のようなファイルが出てきます。
この中の、__Silicon Labs VCP Driver.pkg__を選択します。
インストール手順にしたがって進んでいきます。
この時、途中でMacのセキュリティがドライバのインストールをブロックするので、 システム環境設定 > セキュリティとプライバシーでダウンロードしたアプリケーションの実行許可
の許可ボタンをクリックします。
それが完了したら、ドライバのインストールは完了です。
次にArduinoでM5Stackを使えるようにします。
ターミナルを開き、下のコマンドをコピペしEnterを押します。
mkdir -p ~/Documents/Arduino/hardware/espressif && \
cd ~/Documents/Arduino/hardware/espressif && \
git clone https://github.com/espressif/arduino-esp32.git esp32 && \
cd esp32 && \
git submodule update --init --recursive && \
cd tools && \
python get.py
完了したら、Arduino IDEを起動します。
起動したら、 スケッチ > ライブラリをインクルード > ライブラリ
を管理を選択します。
検索ボックスにm5stackと打ち込みます。
そうすると、いくつか検索結果がでえてくるので画像の真ん中にあるものを選択します。
選択したらインストールボタンをクリックします。
インストールが終わったら、環境構築が完了です。
一度Arduino IDEを再起動します。
再起動すると、 Arduino IDEのファイル > スケッチ例 > M5Stack
が追加されています。
M5Stackで動くかHello Worldを試してみましょう。
ファイル > スケッチ例 > M5Stack > Basics > HelloWorld
を選択します。
新規ウィンドウでHello Worldのプログラムが出てくるので、これを書き込みます。
手順は、 ツール > ボード:hoge > M5Stack-Core-ESP32
を選択します。
次に、 ツール > シリアルポート
で/dev/cu.SLAB_USBtoUART を選択します。
これで書き込み準備は終わりです。
あとは、Arduino IDEの左上にあるマイコンボードに書き込むボタンをクリックするとM5StackにHello Worldのプログラムが書き込まれます。
ディスプレイにHelloWorldが表示されたら完了です。
3. まとめ
これでArduinoと同じように開発することができるようになりました。
今回は、Arduino IDEで開発するための環境構築をしましたが、M5StackはM5Cloudなどでも開発することができます。
これから、M5Stackの記事を書いていきます。