☕️ はじめに
こんにちは!
サッカー選手から転身してSEをしている@よしきです!
最近話題のGoogleのAIツール「NotebookLM」。一言で言えば、特定のドキュメントをもとに、 AIと対話できる“自分専用のAIアシスタント” です。
今回はこのNotebookLMを使って、自社製品のマニュアルやFAQを読み込ませた「社内向けボット」を作成してみたので、その流れや使ってみた感想をまとめてみます。
「営業やサポートメンバーが、技術チームに毎回質問しなくても済むようにしたい」「社内ナレッジを有効活用したい」という方には、参考になるかもしれません!
✅ 準備したもの
今回使用したものは以下の通りです:
- 自社製品の公開ページのURL(一般公開されているWebサイト)
- Googleアカウント
- NotebookLM
製品の仕様書も読み込ませようと考えていたのですが、仕様書はスプレッドシートで管理されており、NotebookLMの対応フォーマット外のため、今回は読み込みを見送りました。
なお、仕様書をGoogleドキュメントで作成・管理しておけばNotebookLMに直接読み込ませることができるため、社内ナレッジを活用したい場面ではDocs形式での整備もアリですね!
🔄 NotebookLMにドキュメントを読み込ませる
実際の流れはとてもシンプルです。
- NotebookLMにログイン
- 新しい「ノートブック」を作成
- ノートブックにドキュメントをアップロード or Googleドキュメントと連携 or WebページのURLを追加
- アップロードされたドキュメントを確認(自動で要約・目次が生成される)
今回は公開されている製品ページのURLを貼り付けて読み込ませましたが、NotebookLMが自動でコンテンツを解析し、構造化してくれるため、非常にスムーズでした。
🧵 質問してみた:どこまで実用的?
今回は、自社製品であるChobiit for kintoneの製品ページを読み込ませてみて、実際に質問をしてみました。
試しに質問してみた
「料金形態について簡単に教えて?」
使用感・感想
回答の正確性はかなり高く、構造化されたWebページに対しても理解度が高い印象でした。
また、製品ページに載っていない質問に対しては、「提供された情報源とこれまでの会話履歴に基づくと、XXXX に関する直接的な詳細な記述は見当たりません。」というように、無理にそれっぽい回答をしてくることはありませんでした(よくありがちな“もっともらしい嘘”を言わないのは大きな安心ポイントです)。
📊 まとめ
NotebookLMは、ノーコードで手軽に「ナレッジ活用ボット」を作れる優秀なツールでした。
手軽に始められて、意外と高機能。
- ナレッジ共有の効率化
- 新人教育
- 営業・CS部門の一次対応強化
など、幅広い活用が期待できるので、社内のドキュメントがすでに揃っているなら、試してみる価値はあると思います。
今後もAIを活用して業務効率を高める方法をいろいろと試しながら、また記事にしていきたいと思います。
ぜひ今後もご期待ください!