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NotebookLMで社内向け製品ボットを作成しよう!

Last updated at Posted at 2025-03-31

☕️ はじめに

こんにちは!
サッカー選手から転身してSEをしている@よしきです!

最近話題のGoogleのAIツール「NotebookLM」。一言で言えば、特定のドキュメントをもとに、 AIと対話できる“自分専用のAIアシスタント” です。

今回はこのNotebookLMを使って、自社製品のマニュアルやFAQを読み込ませた「社内向けボット」を作成してみたので、その流れや使ってみた感想をまとめてみます。

「営業やサポートメンバーが、技術チームに毎回質問しなくても済むようにしたい」「社内ナレッジを有効活用したい」という方には、参考になるかもしれません!

✅ 準備したもの

今回使用したものは以下の通りです:

  • 自社製品の公開ページのURL(一般公開されているWebサイト)
  • Googleアカウント
  • NotebookLM

製品の仕様書も読み込ませようと考えていたのですが、仕様書はスプレッドシートで管理されており、NotebookLMの対応フォーマット外のため、今回は読み込みを見送りました。
なお、仕様書をGoogleドキュメントで作成・管理しておけばNotebookLMに直接読み込ませることができるため、社内ナレッジを活用したい場面ではDocs形式での整備もアリですね!

🔄 NotebookLMにドキュメントを読み込ませる

実際の流れはとてもシンプルです。

  1. NotebookLMにログイン
  2. 新しい「ノートブック」を作成
  3. ノートブックにドキュメントをアップロード or Googleドキュメントと連携 or WebページのURLを追加
  4. アップロードされたドキュメントを確認(自動で要約・目次が生成される)

今回は公開されている製品ページのURLを貼り付けて読み込ませましたが、NotebookLMが自動でコンテンツを解析し、構造化してくれるため、非常にスムーズでした。

🧵 質問してみた:どこまで実用的?

今回は、自社製品であるChobiit for kintoneの製品ページを読み込ませてみて、実際に質問をしてみました。

スクリーンショット 2025-03-31 8.37.06.png

試しに質問してみた

「料金形態について簡単に教えて?」

スクリーンショット 2025-03-31 8.41.41.png

「IPアドレス制限をしていても利用可能?」
スクリーンショット 2025-03-31 8.42.56.png

「どんな場面で活用できる?」
スクリーンショット 2025-03-31 8.44.40.png

使用感・感想

回答の正確性はかなり高く、構造化されたWebページに対しても理解度が高い印象でした。
また、製品ページに載っていない質問に対しては、「提供された情報源とこれまでの会話履歴に基づくと、XXXX に関する直接的な詳細な記述は見当たりません。」というように、無理にそれっぽい回答をしてくることはありませんでした(よくありがちな“もっともらしい嘘”を言わないのは大きな安心ポイントです)。

📊 まとめ

NotebookLMは、ノーコードで手軽に「ナレッジ活用ボット」を作れる優秀なツールでした。
手軽に始められて、意外と高機能。

  • ナレッジ共有の効率化
  • 新人教育
  • 営業・CS部門の一次対応強化

など、幅広い活用が期待できるので、社内のドキュメントがすでに揃っているなら、試してみる価値はあると思います。

今後もAIを活用して業務効率を高める方法をいろいろと試しながら、また記事にしていきたいと思います。
ぜひ今後もご期待ください!

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