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Ubuntu20.04にてディスプレイ設定をいじったら黒い画面が現れた

Posted at

環境

OS:Ubuntu 18.04 → 20.04
GPU:GeForce RTX 2070 Super
NVIDIA Driver Version:440

事の発端

先日、我が家にも4Kモニターがやってきました
メインPC(Ubuntu 18.04)用として使おうとしたのですが、4Kになって解像度が変わったことでサイズ調整がうまくいかなくなり、せっかくなのでUbuntu 20.04にアップグレードすることにしました

アップグレード

LTSを跨いだバージョンのアップグレードは初めてだったのですが、以下のサイト参考に何の失敗もなくアップグレードさせることができました

Ubuntu 18.04(LTS)→20.04(LTS)アップグレード方法

ディスプレイ設定

晴れてアップグレードには成功したのですが、4Kモニターになったということでまあ色々と小さいのでディスプレイ設定を行いました
Ubuntu 20.04からは 設定 > ディスプレイ において任意倍率のスケーリング項目が追加され、125%や150%といったより細かいサイズ調整ができるようになりました

悲劇

ディスプレイ設定をいじっていると画面表示がおかしくなってしまったので、とりあえずリブートしたら悲劇が起こりました

ログイン後の黒い画面

解決法

設定をいじっていたら起こったことなので、リカバリーモードで起動し新たにテスト用ユーザを作成しログインを試みました

リカバリーモードについて

テスト用ユーザでは問題なくログイン後にちゃんと画面が表示されたのでいじった設定が原因であることがわかりました

NVIDIAドライバを吹き飛ばして入れ直す

もともと18.04の段階でNVIDIAドライバがインストールされていたので一度アンインストール

sudo apt-get --purge remove nvidia-*

NVIDIAドライバを入れる手順は以下のサイトを参照
How to install the NVIDIA drivers on Ubuntu 20.04 Focal Fossa Linux

リブート後にドライバが機能しているかの確認を忘れずに

nvidia-smi

汎用グラフィックドライバを使用することも

/etc/X11/ディレクトリ内にXサーバ設定ファイル xorg.conf を設定
xorg.conf がない場合

Xorg -configure

/root配下にxorg.conf.newが生成されるので、xorg.confという名でコピーを作成して中身を以下に書き換える
※ 汎用のドライバのfbdevを使用する場合の例

Section "Device"
	Identifier	"Configured Video Device"
	Driver		"fbdev"
EndSection

Section "Monitor"
	Identifier	"Configured Monitor"
EndSection

Section "Screen"
	Identifier	"Default Screen"
	Monitor		"Configured Monitor"
	Device		"Configured Video Device"
EndSection

参考

おわりに

今回も ubuntu ログイン後 真っ暗 とかググっていたわけですが、数時間で解決できて良かったです
以前18.04をクリーンインストールした際もNVIDIAドライバを入れ直したりしてた気が…

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