なぜこの記事を書いたのか
「勉強会はオンラインで視聴します(LTはちょっと...)」と言ったり、技術ブログも特に書いてなかったりする人に向けて、
「せっかくのアウトプットの機会なのにもったいないよ。アウトプットは絶対やったほうがいいよ」
と伝えたくて、そのために「なぜLT(アウトプット)すべきか」を言語化してみたのですが、意外と項目がいくつかあったので、せっかくなので記事にしました。
1. 人前で話すのがうまくなる
LTは5分ですが、5分で伝えるのは意外と難しく、しっかり内容を練ったり、最初は特に発表の練習がたくさん必要です。
でも、やった分だけ確実に実力として身につきます。
回数を重ねるごとに何を準備すればいいかが頭に入ってくるし、初回よりは話しやすくなってくるはずです。
2. 実はインプットにもなる
LTの内容は準備や練習するうちに暗記するので、その情報はしっかり頭に入ります。
さらにLTは他の人が見ているので、下手に間違ったことや中途半端なことは言えません。準備段階でめっちゃ調べます(ブログ書く時もそうです)。
関連する情報が目に入ってくるので、それはインプットにもなります。
3. 井の中の蛙がなくなる
自分の経験上、ブログ書いてフィードバックをもらったり、勉強会で会場の人と話すと
- 世間のエンジニアはこんな事に興味もってるんだ
- 自分はここが足りてないんだ
- 自分はここが強みなんだな
- この業界で有名な人はこの人なんだな、フォローしておこう
- 他の人はこんな活動しているんだな、私も今後こうなりたいな
など、自分の会社以外の人を知ることによって、自分の今のレベルが見えたり、将来を考えるきっかけになったりとか、発見が多かったです。
結果的に自分の中でものさし(基準)ができあがって、井の中の蛙にならなかったのかなーと感じています。
4. 人とのつながりが増える
勉強会で名刺交換した人をFacebookやTwitterでフォローさせていただいたのですが、フォローの数も増えましたし、そのタイムライン情報が今でも有益です(デザイン、フロントエンド...etc.)。
さらにそのFacebookやTwitterから「◯◯できませんか〜」とお仕事のお話も実際何度かありました。
やはりお仕事は人とのつながりで生まれることも多いので、つながりを増やすことは大事だと思います。
(ブログ投稿の場合でも、もしかしたらそのブログを見た人がお仕事の相談をしてくるかもしれません。)
5. 上記を全部反対にしたらデメリットになる
上記1〜4はメリットとして紹介しましたが、逆にするとデメリットとも受け取れると気づいてしまいました...。
- 人前で話すのがうまくならない
- インプットが(比較的)少ない
- 井の中の蛙になり、世間での自分のレベルが分からず目標が見えづらい(上を目指しづらい)
- お仕事がもらえる可能性が減るかもしれない
6. 私が本当に言いたいことは、自分のできるアウトプットをし続けてほしいということ
ただLTどころか、勉強会に出席するだけでも(特に初心者は)ハードルが高いのも事実です。
(外の世界は怖い!)
私もものすごく人見知りなのになぜできたのかというと、話せる先輩にLTのやり方を教えてもらったり、先輩にくっついて勉強会に行ったりしたからでしたね...。恵まれてました。
頼れる人がいれば「一緒に行ってください!」とか「LTってどうすればいいか教えてほしいです」ってお願いすればOKですが、いないのであれば、会社内の内輪のメンバーだけでLT大会をするとか、アウトプットはブログ投稿で頑張ってみるとかで工夫すれば良いと思います。
ブログ書いたときは「アウトプットしました」と身近な人に記事を読んでもらうことも忘れないでほしいです。
(読んでもらった人にフィードバックをもらったり、周りの人にもアウトプットを促したりすることができる)
まとめると、私が言いたかったのは「LTに出ろ!」ではなくて、
私は勉強会に参加することが成長につながっただけで、成長のきっかけは人それぞれのはずで、
「何もできないや〜で終わらせずに、自分のできるアウトプットの形を見つけて続けてほしい」です。
正直、私も表に出るのは得意じゃないので、今はブログを書くことによってアウトプットするようにしています。
(最近サボり気味なので、もっとちゃんと書きたいです><)