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【SAPトライアル環境構築⑧】SAPサーバの構築(後半)

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SAPサーバ構築の前半では、仮想マシンを作成とOSインストールまでを実施しました。

後半の今回は、仮想マシンにABAPファイルをインストールします。

早速手順を載せていきます。

ホスト名の設定

1.仮想マシンを選択して「起動」をクリック

2.「Boot from Hard Disk」を選択してEnter押下

3.openSUSEを選択してEnter押下

4.「Activities」をクリック

5.検索バーに「y」と入力し、表示された「YaST」をクリック

6.仮想マシンのパスワードを入力してEnter押下

※パスワードは前半のopenSUSEのインストール時に決定したものを使ってください。

7.「Software」⇒「Online Update」を選択

8.「Search」タブ⇒「uuidd」で検索された2つにチェックを入れて「Accept」を選択

9.表示されたパッケージにチェックを入れて「Continue」をクリック

10.進捗が100%になったら「Finish」をクリック

11.再度YaSTで「Software」⇒「Online Update」を実行

12.「Search」タブ⇒「nano」で検索、上の2つをチェックして「Accept」を選択

13.「Activities」⇒検索バーに「x」を入力、「XTerm」を実行

14.「sudo service uuidd start」を入力してEnter押下

15.仮想マシンのログインパスワードを入力してEnter押下

16.「sudo service --status-all lgrep uuidd」を入力してEnter押下

17.「rpm -qa | grep libaio」を入力してEnter押下

18.「sudo nano /etc/hostname」を入力してEnter押下

19.「vhcalnplcit」を入力して保存

ホスト名は「vhcalnplcit」にしてください。

Ctrl+O(オー)で保存してEnter押下後、Ctrl+Xで抜けてください。

20.「sudo cat /etc/hostname」を入力してEnter押下

21.仮想マシンのパスワードを入力してEnter押下

書き換えたホスト名が表示されればOKです。

22.「sudo nano /etc/hosts」を入力してEnter押下

パスワードを聞かれたら仮想マシンのログインパスワードを入力してください。

23.「10.0.2.15 vhcalnplci vhcalnplci.dummy.nodomain」を入力して保存

Ctrl+O(オー)で保存してEnter押下後、Ctrl+Xで抜けてください。

24.Activitiesから検索バーに「y」と入力し、表示された「YaST」をクリック

25.「Software」⇒「Network Settings」を選択

少し待機

26.「OK」をクリック

27.Hostnameに上記で設定したホスト名を入力して「OK」をクリック

28.続けて「Software」⇒「Firewall」を選択

29.Start-Upのコンフィグを画面通りに設定して「Accept」をクリック

設定値は以下の通りです。

After writing configuration:Keep current state

After reboot:Do not start

30.Virtual Boxの管理画面から「設定」をクリック

31.「ストレージ」⇒「コントローラーIDE」のファイル名を選択

32.ディスクアイコンから「仮想ドライブからディスクを除去」を実行

33.コントローラーIDEが空になったことを確認したら「OK」をクリック

34.仮想マシンのメニュー⇒デバイス⇒「Guest Additions CD イメージの挿入」

35.「Run」をクリック

36.仮想マシンのログインパスワードを入力して「Authenticate」をクリック

37.処理が終わったらEnter押下で画面を閉じる

38.メニューから仮想マシンの電源OFF

## ABAPファイルのインストール

1.Virtual Boxの管理画面から仮想マシンを起動

2.Activitiesから「XTerm」を実行

検索バーで「x」と入力すると先頭に出てきます。

3.「sudo zypper refresh」と入力してEnter押下

4.「sudo zypper install gcc make perl kernel-devel dkms」と入力してEnter押下

5.「y」と入力してEnter押下

6.「sudo -i」と入力してEnter押下

7.仮想マシンのログインパスワードを入力してEnter押下

8.「cd /media/sf_s4installer」と入力してEnter押下

※コマンド最後の「s4installer」は前半で指定したABAPファイルが入ったフォルダ名です。詳細は前回の投稿を参考にしてください。

9.「chmod +x install.sh」と入力してEnter押下

10.「./install.sh」と入力してEnter押下

11.↓キーで一番下までスクロール

12.「q」キーを押下してライセンス確認画面を抜ける

13.「y」を入力してEnter押下

14.仮想マシンのログインパスワードを入力してEnter押下

15.確認のため仮想マシンのログインパスワードを再入力してEnter押下

16.この画面で10分くらい待機

17.このメッセージが出ればインストール完了

## ABAPファイルインストール後作業

1.Virtual Boxの管理画面から「設定」をクリック

2.「ネットワーク」⇒「アダプター1」⇒「高度」⇒「ポートフォワーディング」

3.追加ボタンから下記4つのポートを設定

| 名前 | プロトコル | ホストIP | ホストポート | ゲストIP | ゲストポート |
|--------|-----------------|-------------|--------------------|-------------|--------------------|
| HTTPS | TCP | 127.0.0.1 | 44300 | 10.0.2.15 | 44300 |
| HTTP | TCP | 127.0.0.1 | 8000 | 10.0.2.15 | 8000 |
| RFC | TCP | 127.0.0.1 | 3300 | 10.0.2.15 | 3300 |
| SAPGUI | TCP | 127.0.0.1 | 3200 | 10.0.2.15 | 3200 |

4.メモ帳等のエディタを「管理者として実行」し、hostsファイルを開く

hostsファイルの場所:C:\Windows\System32\drivers\etc

5.「127.0.0.1 vhcalnplci vhcalnplci.dummy.nodomain」を入力して保存

以上でSAPサーバの構築作業は完了です。あとはSAP GUIをインストールすればABAP開発ができるようになります。GUIのインストールについては次回載せます

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