これまで紹介した10個のトライアル環境構築作業について、
- Fioriの画面開発をしたい人向け
- Eclipseで開発をしたい人向け
- SAP GUIで開発をしたい人向け
の3つの目的別に分類してまとめましたので参考にしてください。
開発ツールで何ができるか
作業内容をまとめる前に、各種開発ツールで何の開発ができるのかをまとめておきます。
Web IDE | Exlipse | SAP GUI | |
---|---|---|---|
Web画面 | ○ | × | × |
Report | × | ※1 | ○ |
Dynpro | × | × | ○ |
テーブル | × | ○ | ○ |
データベースビュー | × | ○ | ○ |
CDSビュー | × | ○ | ※2 |
クラス | × | ○ | ○ |
汎用モジュール | × | ○ | ○ |
※1:SAPサーバに接続すれば可能
※2:照会のみ可能WEB画面はWeb IDE、SAPの画面(Dynpro)を伴うABAP開発はGUI、SAP画面を伴わないABAP開発はEclipse、GUIの両方で開発可能です。
Fioriの画面開発をしたい人向け
1.Pユーザの登録
2.SAP Cloud Platformアカウント作成
3.Web IDEの設定
Eclipseで開発をしたい人向け
1.Pユーザの登録
2.SAP Cloud Platformアカウント作成
3.SAPインスタンス作成(クラウド版)
4.開発環境(Eclipse)のインストール
5.SAPインスタンスへの接続
SAP GUIで開発をしたい人向け
1.Pユーザの登録
2.SAPサーバの構築(前半)
3.SAPサーバの構築(後半)
4.SAP GUIのインストール
5.SAP GUIで開発環境にログイン
こんな感じです。
Pユーザの登録は何をするにも必須、あとは適宜必要な部分を参考にしてください。